ニューヨーク~東京の日常生活日記

リアルなNY~東京での日常生活や思い出などを気の向くままに綴っています。

物をなかなか捨てられない私が、片づけの魔法にかかるまで

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片づけ本のカオス

片づけ本のカオス

こんにちは、hirokoです。

暫くブログを休んでいたら11月になっていました。今年もあと2ヶ月ですね。早いですね。

さて、今日は『片づけ』について書きます。

私にとって片付けには歴史があるのですが、帰国してから隔離生活中に近藤麻理恵さん(こんまりさん)の本を参考に実践してきました。ずいぶん時間がかかっていますが、その結果についてもお知らせします。

 

目次

 

片づけなければならない背景

物に対する考え方

私の両親は戦前、戦中の物のない時代の生まれです。私も小さい頃から「物を大切にしなさい。」だの、「もったいない。」だのと言われて育ってきました。

ティッシュなんかは1回に1枚使えば十分だと教えられ、時にはあの2重になっているのをはがしたりして使ったものです。その後、友人たちのほとんどが1度に何枚も取って使うのを見て驚きました。

また、物持ちも良く、小学校から使っている鉛筆削りなんかも稼働中です。

気がつけば、捨てることは悪で、物をたくさん持っていることが豊かであり、自慢という風に勘違いしていました。引っ越しは何回もしているのに、物が減ることもありませんでした。

当然年々物は収納場所に収まらなくなり、途方に暮れたのです。

 

これからの人生を考えると

私も人生の折り返し地点を過ぎました。

私が中学生の時に祖母が急に亡くなったことがありました。祖母は小さな一軒家に住んでいました。彼女ももったいないと言ってはお菓子などの箱を納戸のような場所に山の様にため込んでいました。きっといつか使おうと思って取っておいたんだと思いますが、結局その時は来ませんでした。母がその家に行って何日間か片付けをし、物が多くて大変だったと言っていたのを覚えています。

結局あの世に行くのに必要な持ち物はありませんし、残された人たちには悲しみと共に重労働が残されます。

もしかしたら誰かが私の持ち物を欲しがるかも?と思うこともありますが、皆趣味やサイズや時代が違います。他人に期待する前に、まずは今の自分が必要で、持っていて心地よい物だけを考えるべきです

私も今からその時のために備える必要があるなと思えてきました。

 

 

私の片付け難民の歴史

近藤典子の収納と整理

近藤典子の収納と整理

 収納が収まらずに出会った初めての本は当時流行っていた、近藤典子さんの「近藤典子の収納と整理」という本でした。この本が片付けをすることが流行った駆け出しの頃ではないでしょうか?

2001年に発行された本です。当時近藤さんはテレビにも出演されていて、こういうことをやる人にしては綺麗な人だと思い、俄然魅力を感じました。

本の内容は主に、持っている物に合わせて簡単な収納を作っていくという物です。上手くいくと、収納力が上がりました。他には衣類の畳み方が丁寧に書かれていたり、その後の掃除の仕方も時間配分もきっちり載っていて、バイブルの様に使っていました。

私にとっては何といっても捨てなくても良いという所が一番の魅力だったのです。

 

「断捨離」という言葉がきっかけになった本

「断捨離」という言葉がきっかけになった本


 その後物が増え、また困ったことに

2010年にやましたひでこさんの「断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵」に出会いました。買った時点で42万部突破していました。

断捨離というのはヨガの哲学からきていて、宗教っぽい感じもし、論理的だからこそ、私でも捨てることに抵抗がなくなるような内容だったと思います。目的が4つあり、①自分軸を取り戻す、②時間軸を「今」にする、③心身ともに健康になる。④あらゆる執着から解放される、となっています。部屋の乱れが心の乱れだということも話されています。

内容に納得し、続編も読んだものの、なかなか実践できませんでした。

 

人生がときめく片づけの魔法

人生がときめく片づけの魔法

2010年末になり

近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」が出版されます。

こちらも私がこの本を買ったときは10万部突破!になっていたものの、読んだだけでした。物を触っただけでときめきを感じることができるのかも疑問でした。

 

奇跡の3日片づけ

奇跡の3日片づけ


2015年になり

石坂京子さんの「奇跡の3日片づけ」を手に取りました。

この題名、3日で片づけられる!に心を動かされ、ついに実行したものの、なぜか結果を感じられないまま終了しました。

他にも何冊か片づけ関係の本を買っては、読んだだけで片づけが終わった気持ちになっていました。この片づけの本もたまる結果に!!

2020年

ニューヨークから帰国し、14日間隔離生活中に

もう一度近藤麻理恵さんの本を手にしてみることにしました。

隔離生活で容易に出歩けなかったのでちょうど良いタイミングでした。そして、ニューヨークで節約生活をしてきたので、物に対する見る目や執着が変わっていました。

さらに時を経て劣化した物も存在していて実践しやすくなっていました。

 

 

近藤麻理恵(こんまり)さんとは

片づけコンサルタントで、中学生の頃に片づけに目覚めたそうです。

アメリカでは映画などの動画配信の Netflix で “ Tidying Up with Marie Kondo (KonMari ~ 人生がときめく片付けの魔法 ~) “ という題で放送されてから火がつき、KonMari sanのことはアメリカ人の多くが知っているほど有名人です。彼女は今やロサンゼルス在住です。私もこの作品を見ましたが、面白かったです。

私は普段本は1回しか読まないのですが、この本は実践に移るまでに2回は読みました。その後実践すると決めてからさらに2回ほど読んでいます。

片づけには順番があり、1つ1つ手に取って、ときめくものだけを残していくというやり方です。

今はちょうど読売新聞朝刊で11月1日から7日まで「おしゃべりな部屋」というコラムでこんまりさんの片づけに関する話が書かれています。第一日曜から1週間、暫く何か月か続くようです。たまたま知りましたがこれを読むのも楽しみにしています。

 

まとめ

片づけの様子と結果は次回に続きます。さて、部屋はすっきりしたのでしょうか?

片づけを通して、頭の中がクリアになってきた気がします。例えば、私は本当は何に興味があるのか?とか、何が得意なのか?とか、自分の傾向を知ることができるような気がします。

こんまりさんの本でやっと、片づけと掃除は別物であることが理解できました。今までは掃除をすることで片づけられていない現実に目をつぶっていました。

私は勉強でも1つの問題集をとことん繰り返すのではなく、次から次へと新しい問題集に手を出してしまう方です。この片づけでも散々参考にする本を迷ってしまいました。結果、自分に合う本ならどれを参考にしても良いのではないでしょうか。

 

◎2020年11月7日(土)19時から4ch(日本テレビ)の「世界一受けたい授業」でこんまりさんが登場されますよ!服の片づけをするようで、今から楽しみです。

(2000.11.7追加)

 

 
 

 

最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)

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