毎年アメリカでは11月の第4木曜日にサンクスギビングのお祝いをします。
他の国ではカナダで、毎年10月の第2月曜日にお祝いします。
Thanksgiving Dayの歴史
事の始まりは、1620年に北アメリカに入植者が入植した時に最初の冬を上手く越せなくて、たくさんの人たちが飢えと病気で亡くなりました。そこでネイティブアメリカン、いわゆるインディアン達が作物の育て方、ベリー類の集め方、釣りや狩猟の仕方を教えました。そして、1621年には上手くいき、たくさんの食事を用意して、インディアン達を招いて感謝の意を表すためにお祝いしたのが始まりです。
それから、この日は休日になり、家族や友達と過ごす日になり、詰め物をした七面鳥、マッシュポテト、カボチャ、クランベリーソースと、デザートとしてパンプキンパイのような伝統的な食事を楽しみます。
Parade
そしてもう一つニューヨークで有名なのが、このメーシーズデパートが主催するパレードです。パレードでは色々なキャラクターなんかのバルーン、マーチングバンド、ダンサーなどが行進します。
昨年初めて極寒の中(氷点下でした)、頑張って見に行きましたが、寒さと凄い人だったこともあり、今年はもうよいかと思っていました。ところが、日本人アーティストの草間彌生さんのバルーンが女性アーティストとして初めて加わるということを知り、また見に行くことにしました。
今年は昨年よりずっと暖かかったものの、風が強くてバルーンの打ち上げが危ぶまれたもののなんとかいつもの様にパレードが行われました。ただ、いくつかの高さのあるバルーンは低めの打ち上げになり、肝心の草間さんのバルーンは小さくて風による影響が大きすぎて打ち上げられなかったか、見落としたかで見ることができませんでした。とても期待していたので残念でした。
トリビア
いつも読んでいる無料の新聞 "Metro"にこのパレードに関する、あなたが知らない6つのこと、という掲載があったので要約してみようと思います。
1.最初のパレードは6マイル以上の長さの歓喜のマラソンだった。
最初のパレードは1924年11月27日に行われ、バルーンだけでなく、ピエロや風変わりな人、動物園から連れてきたクマ、象、ロバまで行進したそうです。
2.パレードの計画は1年半かかります。
3.バルーンデザイナーは "Balloonatics"として知られています。
4.今日のエキスパート、バルーンを扱う人は ”バルーン・パイロット” として知られています。
各バルーンには60人の人と2台の車がチームを組んでいますが、このパイロットはバルーンの前で後ろ向きに歩いています。
5.メーシーズは全米で2番目にヘリウムを消費しています。
1958年にはバルーンのヘリウムが不足して、クレーンで吊ったり、ケーブルや掃除機で上げたりした物もあったそうです。
6.1924年以来、たった一度だけパレードが取りやめになっています。
1942~1944年の第二次世界大戦時です。この時はゴムやヘリウムが戦争に使われました。
まとめ
・ニューヨークに暮らしていると1年を通して様々なパレードが行われます。その中でも、サンクスギビングデーのパレードは一番面白いと思いました。
・パレードは午前9時から始まります。バルーンだけでなく、行進している人達を見るのもとても面白いので、是非一番前で見てください。私は昨年も今年も少し後ろでしか見ることができませんでした。現地には7時半ごろ、8時前には着いてないと間に合わないようです。もしまた見る機会があれば、是非早起きして挑戦したいです。
・どこでパレードを見るかは計画して行きましょう。私は昨年は59StのColumbus Circle付近、今年は5番街の55St付近で見ましたが、Mecy'sの近くではブロードウェイのパフォーマンスや各アーティストの歌なんかも見たり聞いたりできるようです。
今年は私が知っている人だと、Celine Dion, TLC, Chicago, Black Eyed Peasなんかも出ていました。
Happy Thanksgiving‼️🦃🎃
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