こんにちは、hirokoです。
先週の土曜日、2月8日になりますが、新しくなったMoMA(ニューヨーク近代美術館)で報道写真家のドロシア・ラングの写真展を見てきました。
前にもお伝えしたとおり、私はこの美術館の年パスを持っています。
↓ この記事の中で書いています。
そして、なんとこの1年だけ無料のパスを持っていても、この特別展などに一般の人の入場開始日よりも早く見ることができるというお知らせがきたのです!(メールアドレスの登録をしているため、そのままにしておくと美術館から色々なお知らせが届く仕組みになっています。)
土曜日は学校の授業があるのですが、その授業と授業の間の休み時間にさっと見に行って来ました。
私はこの写真家を知りませんでした。写真を撮るのは好きだし、今学校でも写真を勉強しているので見にいくことにしたのです。
これが彼女の代表的な作品、「移民の母」です。
この作品からも何となくわかるように、彼女の写真のテーマは失業、ホームレス、出稼ぎ労働者なんかで、目がうつろな人たちの作品が多いです。私にとっては衝撃的でした!
例え報道写真といえども、写真もアートであり、美しいだけでなく、何かの思いを伝える手段にもなります。
そして、この2枚は日本人に関するもの。
左は日系アメリカ人がアメリカに忠誠を誓わされているところで、右は日本人を意味する "Japs" と差別用語が使われている新聞の見出しです。これらは、真珠湾攻撃の後、日系アメリカ人の強制収容を記録した写真の一部だと思われます。
日本人である私たちにとってはとても残念な歴史ですが、こういう事実もしっかりと知っておかなければと思います。
今回のこの写真展では目を覆いたくなるような事実を知っただけでなく、美しい写真、それから写真の撮り方の勉強になるような物もあり、とても良かったです。
明日(2月11日)から2階で一般公開になります。MoMAに行かれることがあれば、この特別展も是非見てみて下さいね。
ただし、館内には無料の解説のイヤホンがあり、日本語も選べるのですが、残念なことにこの写真展では英語の解説だけでした。
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