こんにちは、hirokoです。
今日は無印良品の「コオロギせんべい」について紹介します。
昨年帰国して無印良品を覗いてみるとちょうど「こおろぎせんべい」が入荷したばかりでした。最初はコオロギがまるごと入っているのかと思いギョッとしましたが、コオロギパウダー入りのおせんべいであることが分かりました。
目次
コオロギせんべいとは
2020年5月に無印良品から発売された、コオロギパウダーを使ったおせんべいです。1袋190円です。コオロギはそこら辺の野生のものではなく、フタホシコオロギという食用を飼育したものを使っています。
なんでも、2050年には世界の人口が100億人を超え、2030年からはタンパク質の供給が足りなくなるそうです。そのため、FAOからも昆虫食は推奨されているそうです。
詳しくはこれを見るとよくわかります⇊
コオロギが地球を救う?|コオロギせんべい | MUJI 無印良品
コオロギせんべいは1袋55g入っていて、213kcalでたんぱく質は4.6gです。1日のたんぱく質摂取の推奨量は成人男性で60g、女性で50gなので、1袋だけでは10~13分の1しか取れないんですね。それでも、他のお菓子よりはタンパク質は多い方です。
このコオロギせんべいは店を限定して売っています。私が行った銀座店では店員さんに「1か月に1回品物が入ってくるけど、いつとは言えません」と言われました。一人3袋までとかなっているので、まだ人気があるようです。私は無印良品のアプリをインストールし、銀座店をフォロー店にし、入荷日を知りました。多分他の店でも入荷の頻度は月に1回なのだと思います。実店舗だけでなく、ネット販売もあります。
今までの昆虫食の経験
昆虫食と言えば、戦時中は大切なタンパク源だったと聞いたことがあります。今でも特に長野県なんかでは蜂の子やバッタの佃煮なんかがとても有名ですよね。長野県にちょっと行っただけで、たくさん目にした覚えがありますが、昆虫はどうしても食べられず、お土産に買う気になりませんでした。
一方、1990年代後半に北京に研修旅行に行ったときにレストランで真っ黒なサソリの素揚げが出てきて、せっかくだからと勇気を出して食べてみました。何のことはない、普通にエビを食べたようなお味でした。それにしてもあのおしりの毒はどこへ行ってしまったのでしょうか?
また、カンボジアのシェムリアップに旅行に行ったときは、夜市でいくつかの虫を揚げているような屋台を見かけました。コオロギ、タガメ、ゲンゴロウ、クモなどがいたことでしょう。その時はグロテスクで、近寄ることもできませんでした。が、せめて写真ぐらいは撮っておいたら良かったです。
コオロギせんべいのお味
袋に書いてある通り、エビの様に、本当に香ばしい風味があるサクサクしたおせんべいでした。醤油味になっていて、オレンジ色の同じような形のエビセンよりずっと甘味がありません。そして、調べると昆虫は苦みがあると出ていましたが、そういえばほんのわずかな苦みもあるような気がします。コオロギだからといって全く気持ち悪さはなく、普通にスナックやおつまみとして食べられる美味しさです。旨味も感じられました。
ただ、甲殻類にアレルギーのある人は、コオロギにも似たような成分があるので、食べるのは控えた方が良いです。
終わりに
2017年に3か月だけニューヨークに行ったときは、時々店にはサステナブルが何とかという説明を書いたものを見かけていて何だろう?と思っていましたが、昨年秋に2回目のニューヨーク後帰国したら、日本でも一気にサステナブルという言葉が広まっていました。ニューヨークには安全性や健康上などの観点からもベジタリアンが多いですが、そろそろ日本でも食料不足に備えて肉や魚ではないタンパク源を考える必要があるのかもしれませんね。
日本やニューヨークにも虫を材料にしたレストランがあります。プロの味を味わってみたい方、新しもの好きな方はいかがですか⁈
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
こちらもよろしくお願いします↓↓↓