こんにちは、hirokoです。
9月の夏休みに、80代の両親とその同じような世代の人達と奈良県にある葛城古道を歩いてきました。田んぼだらけののどかな風景を見ながら、とても楽しかったのでご紹介します。
目次
葛城古道
奈良県御所市にある、南北に走る、全長13kmの山すそに沿った道です。葛城と言うと、地名や山の名前だと思っていましたが、この辺で活躍した豪族の鴨氏、葛城氏から来ています。なので、周辺には鴨や葛城とつく寺社なんかも多いです。そういえば他の場所でも柳生とか、やはり名前からとった地名がありました。奈良は歴史だらけです。
葛城の道コースというのがあり、北から歩き始めることが多いようですが、今回はJR御所駅(近鉄御所駅もすぐ近く)からバスに乗り、駅から南の「風の森」で下車して歩き始めました。JRの駅の方にはJR御所駅まちかど案内所、近鉄の方には観光案内所があるので、地図などはもらえます。
歩いたコースは
「風の森」バス停→高鴨神社→極楽寺→住吉神社→郵便名柄館 Tegami Café→葛城一言主神社→九品寺→JR御所駅
郵便名柄館 Tegami Café
元々は名柄郵便局だったのをリノベーションして、100年経つ建物を残しつつ、カフェにしたところです。外側は薄ピンク色で当時のままです。中に入ると、入り口付近には昭和の懐かしい台所用品や、私は実際には見たことがない交換手に電話をつないでもらう電話ボックスなんかも置かれていました。もっと中に入ると、おしゃれな大正レトロな空間で、クリームソーダや軽食などを食べられるカフェになっています。そして、このカフェに面した庭には昔の切手を使ったオブジェが飾られていました。この庭にはカフェに入らなくてもカフェの横の道から入れるようになっています。そして、何と言っても、隣の家には昔、あの評論家の堺屋太一さんの家があり、このカフェにはたくさんの寄付をしてくれたそうです。彼の家の表札を確認しに行きましたが、かかっていませんでした。
今回はかなり蒸し暑い中を歩いて、お茶をしに寄りました。のどがカラカラで、昔懐かしい緑のクリームソーダを飲みました。赤バージョンもありました。
映えるし、とても居心地の良い空間でした。とてもお勧めです。
ギャラリー
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【公式】高鴨神社|鴨一族発祥の地 – 日本最古 全国鴨社元宮
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終わりに
ちょうど彼岸花が綺麗な頃に歩きました。田んぼのあぜ道に咲いている彼岸花を想像していたのですが、最近は旅行者があぜ道の中に勝手に入って写真を撮るのが迷惑ということで、抜いているそうです。今回も葛城一言主神社付近でしか綺麗にあぜ道に咲いた花は見られませんでした。
葛城古道はあまり高低差のない道で楽かと思っていましたが、意外と距離があり、太陽の光を遮るものがあまりなく、この日はとても蒸し暑くて疲れました。途中であまり店もなく、しっかりと水分や塩分を持ち歩くのと、日焼け対策も必要でした。
一言主神社は1つの願いだけ叶えてくれるそうです。私は現実的でないお願いをしましたが、果たして。。。
葛城の道コースには今回行かなかった寺社などもあります。豪族たちの時代に思いを馳せながら、田んぼを見てのんびり歩くのはとても楽しいウォーキングでした。郵便名柄館 Tegami Caféにはまた行って、テガミランチを食べながらのんびりしたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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