こんにちは、hirokoです。
今まで燧ケ岳に向けて何回もトレーニングしてきましたが、やっと本番がきました。
今回は10月19,20日の1泊2日で尾瀬沼と次の日の燧ケ岳登山に行って来ました。待ちに待った山行でした。
目次
行程
東京からバスで→大清水から乗り合いタクシー→一ノ瀬→三平峠→尾瀬沼ヒュッテ
一ノ瀬から尾瀬沼ヒュッテまでのコースタイムは2時間ほどです。
尾瀬沼
燧ケ岳の噴火によってできた堰止湖で、標高は1665mあります。
尾瀬と言うと、鳩待峠から木道を歩いて行く方が多いと思いますが、今回はもうちょっとディープな大清水から尾瀬沼の方を目指す山行でした。
まずは大清水から一ノ瀬までは緩やかな上り坂になっていて、歩くこともできるし、1人1000円で乗り合いタクシーなんかに乗ることもできます。
一ノ瀬から尾瀬沼のほとりの三平下までは鳩待峠から尾瀬ヶ原までとは違い、高低差のある道を登ったり下りたりします。そして、途中から木道が始まります。
尾瀬沼は周りを一周することもできるし、風のない日なら燧ケ岳が湖面に映ります。
思いがけないトラブル
この日はおかしな日でした。
1. まず、家を出るのにエレベーターに乗って下に下りるのですが、気がついたら途中で止まり、次の扉が開いたところで降りて下さいと誘導されました。このエレベーターは最近点検したばかりで、私の生涯でエレベーターに閉じ込められたのは初めてでした。もしここで出られなかったら集合時間に遅れ、このイベントに参加できないところでした。すぐにエレベーターが動き出して閉じ込められたのは数分でしたが、嫌な予感がしました。
2. チャーターのバス席は1列まるまるありませんでした。この日は満席だったため、席が無い人は補助席を使いました。
3. バスは関越道を走りましたが、途中の区間、早朝にトラック3台が衝突し、1人亡くなっていました。このため、この区間を走る車は全車下の道に下りることを余儀なくされ、結局、3時間ぐらいで尾瀬の歩き始めの場所に着くところ、8時間かかりました。7時に東京を出発し、歩き始めたのは15時からでした。お蔭で尾瀬を歩く前に観光までして昼食も食べる予定が、観光はなしで昼食もバスの中となりました。
15時半までには山小屋にたどり着く予定が、結局のところ、15時に歩き始めてから山小屋までたどり着くのに3時間ほどかかりました。17時ごろには天気予報通りに雨が降り出して上下のカッパを着て傘もさした他、暗くなってヘッドライトも使いながら何とか18時ごろに山小屋にたどり着く羽目となりました。
この後大きなトラブルが起こりましたが、一番の理由は、事故渋滞でバスが遅延したことです。
尾瀬沼ヒュッテ
尾瀬沼湖畔にある山小屋です。畳のある客室が26部屋と、カプセル型の部屋が6部屋あり、収容人数は120人です。普通山小屋は消灯時間が20時ですが、ここは東京電力があって電気が通っているために消灯時間21時で、それぞれの部屋の中では何時まででも電気をつけられます。
お風呂とシャワー3台があり、最初の情報では石鹸が使えないと聞いていましたが、実はボディシャンプーとリンスインシャンプーが完備され、ドライヤーやハンドソープもありました。雨に濡れたため髪の毛も汗と水でびしょびしょになり、結局洗髪してドライヤーで乾かしました。
洗面所は1階と2階にもあり、トイレはウォッシュレットで1階だけでした。
歯磨きも歯磨き粉を使えないと思っていたのが、使いました。
私は和室で4人で寝ましたが、布団をひいても充分な空間があり、とても居心地が良かったです。布団は敷布団は私たちはせんべい布団でしたが、ふかふかしていた部屋もあったようです。布団カバーも枕カバーも清潔で、普通の民宿に泊まったようでした。各部屋にはコンセントもあるので携帯などの充電もできました。
そして、何と言っても食事が豪華でした。檜枝岐名物の舞茸ご飯があったり、一夜干しのいわななんかは絶品でした。
夜は雨が上がるので星空が見える予想でしたが、実際は一晩中窓に雨が打ち付けられて、結局星空を観ることはできませんでした。ヒュッテの玄関にはとても広いウッドデッキがあり、玄関に近い所には望遠鏡もありました。
売店も充実していて、お土産に綿の最新のTシャツを買いました。本当は尾瀬ソックスも欲しかったのですが、男性用しか残っていませんでした。
次の日の10月20日には私達のチェックアウト後、山小屋は春まで閉じることになりました。
ギャラリー
終わりに
一ノ瀬登山口から尾瀬沼ヒュッテまでの標高差は252mほどでしたが、結構しっかり登る場所があったり、さらに雨が降って暗くなってからは木道が滑りやすくなって難易度が上がりました。
秋は日が暮れるのが早く、尾瀬は雨が降ると激しく降るので、ヘッドライトやカッパや傘などの雨具の用意はしっかりして行った方が良いです。
1日目はまだ登山までは行っていませんが、それでも体調、持ち物、時間には十分気を付けて、安全第一の山行にしたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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