こんにちは、hirokoです。
今日は、2021年2月にジャーナリストの田原総一朗さんが「同調圧力」について書かれた記事について考えてみたいと思います。
記事の題名は「調査五カ国で『感染は自業自得』が突出して高い日本」です。
目次
記事の内容
コロナウィルスに感染する人は自業自得だと思っている人が、米英伊中日の中では日本が突出して高いと言っています。
また、2020年の4月に緊急事態宣言が出た際に日本には罰則がないことを当時の安倍首相に尋ねたら、「日本国民は、割合に政府の言うことに素直に従ってくれるので、罰則規定など必要ないのだ」と答えたそうです。これは日本には同調圧力が働いているからということです。
同調圧力とは
英語ではPeer Pressureのことです。
コトバンクによると、
という意味です。
特に日本ではこのように、空気を読んで、大勢に従わなければならないことが多いと言われています。
私が経験した2回の緊急事態宣言で
私は2020年の10月にニューヨークから帰国しました。そして、東京都には1月8日の0時から3月7日まで2回目の緊急事態宣言、4月25日0時から5月31日まで3回目の緊急事態宣言が出ました。この中で、外出自粛という言葉が使われ、外出したからといって罰則はありません。
でも、実際にはここでは空気を読んで、ほぼ不要不急の用事を除いては外出をするなという、まさに同調圧力を感じます。そして現に、緊急事態宣言中には政治家が8時以降に夜の世界に遊びに行っただの、公務員が送別会を行っただの、大問題になりました。
私の考え
まず、コロナウィルスに感染した人に関しては、日本では発症すると村八分にされるから引っ越しをしなければならないということを聞いたことがあります。これを知った時はニューヨークに住んでいたので、日本は何と恐ろしい国なのかと思いました。ニューヨークでは発症しても特に内緒にはしないし、むしろ大丈夫なのかと心配をします。ある時期は病院から家に帰ってきた医療従事者などに対して、毎日鍋などをたたいて労をねぎらっていました↓ 日本では医療従事者はこっそり帰宅したり、隔離した生活を続けたりしている人もいますよね。
また、私は小さい頃から変わった子供で、親や親せきなどからはずっと常識外れだと揶揄されて育ってきました。そしてある時からそうならないと上手く日本社会に適応しないんだと分かり、自分の考えがあっても、皆と同じように考えて行動することが良いことなんだと思うようにしました。
そして、大学時代からはかねてからの夢であった留学なんかで外国に住むようになりました。外国で色んな外国人と話すようになって初めて、常識などないことに気が付きました。日本はほぼ単一民族なので肌の色など容姿から宗教、言葉、食べ物、習慣など同じか知れています。ところが外国に出ていくと同じ国に住んでいても人種だけでなく、宗教によってもかなりユニークな考え方があったりもします。
つまり、ものの考え方、とらえ方などが統一できないのです。なので、常識はこうだからと言って、人を判断したり考えを押し付けたりすることはできません。なので、空気を読んでもらうよりも、何か考えがあれば主張しないと誰にも理解してもらえません。
今回のこの緊急事態宣言にも関わらず、コロナウィルスの感染者は増えています。もう同調圧力という考え方は改めた方が良いのではないかと思います。特に日本は人口が減っていて、外国人の労働力を必要としてきています。世界との連携が必要なのであれば、空気を読ませてうやむやな物の言い方をするのではなく、もっとはっきりとした言い方をすべきではないでしょうか。「自粛」、「遠慮」、「要請」などはハッキリしない言葉で、意味の取り方がいくつも出てくると思います。
まとめ
ジャーナリストの田原総一朗さんはコロナウィルス感染に対しての日本の同調圧力について記事を書かれました。
コロナウィルスのコントロールの仕方であっても、同調圧力を期待するのは危険だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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