こんにちは、hirokoです。
今日は物への向き合い方で疑問に思ったことを紹介します。
私自身は物持ちの良い方だと思います。無くさないし、壊さないし、汚さないし。長女で、小さい頃から大人たちに、「物を大切にしなさい。」とか「もったいない。」と言われてきたからだと思います。そして、その大人たちは物のない戦争前後を生きてきたからだと思います。もちろん、私が子供の頃は使い捨て商品なんてなかったと思います。
目次
私の物への向き合い方
まず、私が物持ちが良いと書いたのは、例えば、今でも小学校1年生の時に買ってもらった「カール ストロング」と書かれた、手回しの鉛筆削りを使っているからです。前方にある鉛筆を挟むための穴に取り付けられたゴムがダメになってきていて、鉛筆がくるくる回りがちなのですが、押さえたらまだ使えるため、今でも現役で働いてくれています。また、30年近く前にケンタッキーでもらったワイングラスもあります。ガラスを貼り合わせて作ってあるので安物ですが、たくさん入るし、ガラスが厚めで丈夫で、洗う時も気を遣わないので大変便利です。
100均のモノって、たった100円だから気軽に買えると思うし、使い捨てを考えた商品なのだと思います。ところが、私にとっては物が良かろうが悪かろうが、1度手にしたらほぼ壊れるまで使わないと気が済まないのです。なので、たった100円でもよく考えて買うようにしています。
それから、最近は年と共に忘れがちになってきましたが、ほぼすべてのモノはどこでどんな感じで買ったとか誰から頂いたとか、よく覚えています。物への執着があるのでしょうね。
妹たちの感覚
同じ環境で育ったはずなのに、物への向き合い方がまるで違います。もしかしたら私はおばあちゃん子だったのが影響しているかもしれませんが。。。
私にプレゼントをくれる時は、それはプレゼントされたらその人のモノだから、気に入らなかったら断捨離してくれても良い、と言います。洋服だって、1シーズンだけ着てみて、気に入らなかったら処分してね、という具合です。昨日だって、突然冷凍食品を21個も送ってきて、事前に何の連絡もなしです。一緒に付いてきたパンフレットを読むと、冷凍庫のスペースを確保しておくようにとしっかり書いてあるのにです。とても美味しいお気に入りになった食品ではありましたが、私がプレゼントする方だったら、冷凍庫に入らなくて腐らせたり捨てられたりしたらとてもショックです。
それから、妹に、初詣で恋愛のためのお守りを買って送ったら、「私には必要ないから、気持ちだけ受け取っておくね」と言われた時にはとてもがっかりしました。その時私は経済的に非常に厳しい中で、お守りをあげても1年後には神社に返せないから迷惑かな?と思いつつも、妹の幸せを考えてみたのにと。。。
まさに物を大切にしない人たちです。
友人の感覚
友人からもプレゼントされることがあります。
昨日は素敵なスリッパを頂きました。彼女の説明によると、足に負担がかからないように作られているそうで、カラーやデザインが私のイメージだったから選んでくれたそうです。足を入れると滑らかでとても気持ちよくて、私のことを考えながら選んでくれたことが目に浮かびました。他の品物や、他の人からのプレゼントもありますが、どれも選んでくれたことに理由や強い想いやこだわりがあり、それを聞いていると、まさか受け取った後処分することがあるなんて想定していないことでしょう。
まさに物を大切にする人たちです。
終わりに
皆さんは物に対してどう向き合っていますか?その時衝動的に買って、その後気に入らないと思ったらすぐに処分しますか?それとも、値段や使い道やサイズなど、よく考えて買いますか?
確かに今の世の中は消費してもらってお金を回さないと景気も良くならないとは思いますが、本当にそれで良いのでしょうか?どうでも良いモノを作れば作るだけゴミも増えるし、モノを見る目も磨かれないような気がします。これがヒトに対しても同じなのではないかとも思ったりして、怖くもなります。
私は必要最低限のモノだけで暮らすようなミニマリストではありませんが、自分にとって居心地の良いモノだけに囲まれて生きて行きたいとは思います。それから形だけのプレゼントをしたり、せっかく頂いたものを粗末にはしたくないですね。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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