こんにちは、hirokoです。
前日の白馬岩岳マウンテンリゾートに引き続き、2日目の今日はメインの唐松岳登山について書きます。唐松岳や八方池はドラマの「マウンテンドクター」にも使われた場所です。
結果として登頂できませんでしたが、何かの参考になれば嬉しいです。
目次
唐松岳
北アルプスにある2696mの山で、北アルプス入門の山だと言われています。標高770mにある八方駅から八方ゴンドラリフト「アダム」に8分乗って1400mの兎平まで行き、そこから7分アルペンクワッドリフトに7分乗って1680mの黒菱平に行き、グラートクワッドリフトに5分乗って1830mの八方山荘まで一気に登って、登山が始まります。途中、第1~第3ケルンと丸山ケルンと雪渓などもあります。
この時期はリフトに乗っている時から色んな高山植物が咲き誇っているのが見られ、私は見ることができませんでしたが夏毛のライチョウもいます。また第3ケルンを過ぎたところにある「八方池」は晴れていたら周りの北アルプスの山が池に映りこんで絶景です。
行程
第1ケルン(1820m)、八方池山荘(1830m)→第2ケルン(2005m)→八方池(2060m)ここまでで1時間30分(1.5km)→第3ケルン(2080m)→丸山ケルン(2430m)→唐松岳(2696m)ここまでで2時間30分(3km)
リフトを降りてから片道は全部で4時間の行程です。
私の登山の様子
数日前から胃痛があり腸の調子もおかしかったのですが、前日の白馬岩岳マウンテンリゾートで遊んでいる最中は調子が良くなっていました。夕食ではお酒まで飲んでいたのですが、また胃腸の調子が悪くなってよく眠れないまま朝を迎えてしまいました。そして朝食時には食欲がなかったのですが、無理やり少し食べました。
いつもは朝に調子が悪くても歩いているうちに治っていました。この日も歩いているうちに治るだろうとか、山頂まで行ったら同じ道を戻るピストンなので、無理だったら途中で引き返そうかなという気持ちで山行することにしました。時間がギリギリのツアーだったため3つ目のグラートクワッドリフトを降りてからは、私がいつも歩いているよりは早いペースで登って行きました。一応絶景の八方池までは登山装備がなくても登れることになっているのですが、そこまでたどり着くはるか下から、熱中症か高山病かしゃりバテのように上り坂を上がりかけると足が前に出なくなり、何となく気持ち悪くて休憩時も全くおやつを食べる気力もわかず、心臓はすぐにドキドキするし、唐松岳の頂上に立ちたいという気力もなくなっていました。
結局いつ断念する考えながらもゆっくり歩き、ついに唐松岳の頂上がすぐ近くに見える2620mの位置にある「唐松岳頂上山荘」まで歩いて山行を断念しました。ピークまで行けなかったのは初めてです。この山荘からピークまでの道のりは見た目以上に長く感じました。
下りは、上りでは岩がゴロゴロしていて怖いなぁと思った場所でもスイスイ歩けて、今まで登れなかったのがうその様でした。そして、いつもならこんな山行では次の日から全身ひどい筋肉痛になるのですが、この時は全然筋肉痛になりませんでした。
歩いているときは限界を感じたのですが、後からピークハントが出来なかったことに悔しさを感じました。精神的には限界でしたが、体力はまだあったはずではないかと。。。
何はともあれ、無事に下山までできたのはよかったです。
ギャラリー
雪渓
終わりに
唐松岳に登る前は普通に頑張れば登頂できると思っていたのでとても悔しい結果になりました。でも、断念する勇気もあって良かったかな。本当に下山さえできない状態になっていたら救助をしてもらわなくてはならなかったかもしれません。
後から知ったのですが、この唐松岳へは東京から夜行バスに乗ると朝の4時台に山のふもとに着き、6時台から動き出すリフトに乗れば登頂出来て日帰りができるそうです。
天気が良くて八方池での絶景を見られる日を選んで、是非リベンジしたいと思います。今度こそはまだ見たこともないライチョウにも会いたいです。
初めての経験でしたが、雪渓の上は冷蔵庫を開けた時みたいにヒヤッとして気持ち良い場所でした。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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