こんにちは、hirokoです。
今回は前回の続きの尾瀬沼周辺からの山行について書きます。
ここで白状すると、前日の夜に大きなハプニングが起き、10月20日は全員が尾瀬沼の周りのハイキングに変わりました。燧ヶ岳(ひうちがたけ)には登りませんでした。
そして、最後には前の日に行けなかった「吹割の滝」も見に行きました。
目次
参考に燧ヶ岳とは
東北では一番高い山で日本百名山の一つです。柴安嵓、俎嵓(まないたぐら)、ミノブチ岳、赤ナグレ岳、御池岳の5つのピークがあり、私たちの登るはずだった双耳峰の俎嵓の標高は2346m、柴安嵓の方は2356mです。
頂上からは尾瀬沼、尾瀬ヶ原や至仏山、会津駒ケ岳、越後駒ケ岳、那須岳、富士山まで見えることがあります。
ちなみに私はまだ日本百名山に登ったことがないと思っていたら、30年前に2924.2mの鷲羽岳に登ったことがあり、もう1座も登っているかもしれないので、もし燧ヶ岳に登っていたら、2座目か3座目でした。
尾瀬沼一周ハイキング
前回の投稿の写真からも分かるように、尾瀬沼周辺では紅葉が始まっていて、今回は辺り一面の「草紅葉」を観ることができました。沼から沸き立つ霧も綺麗でした。
尾瀬沼一周は3時間弱で歩くことができます。ここも鳩待峠からの木道を歩くのとは違い、木道はあるもののアップダウンがある道でした。
吹割の滝
「東洋のナイアガラ」と呼ばれる滝で、上から落ちてくるものではなく、川の中に水が落ちていく感じでした。とても不思議な光景です。私はこの滝を見て、まず「パイレーツオブカリビアン」という映画の、海の水が地球の裏側か何かに落ちていく光景を思い出しました。滝のある川のすぐそばを歩いて観光しますが、水量が多くて速くて、吸い込まれそうな気持になります。
紅葉が深まるととても綺麗な光景になりそうです。
また、奥の方には般若岩という、般若の顔のような奇岩があります。
ここは無料で観光できます。
ギャラリー
◎朝の散歩
朝食を摂った後、ちょっと山小屋の周りを散策しました。昨晩中雨が降っていて、まだ曇っていたので、沼周辺では霧が立っていて、墨絵のような幻想的な光景を観ることができました。
◎尾瀬沼ハイキング
歩いていたら段々曇りから青空がのぞき、そのうちに燧ヶ岳の山容をしっかり観ることができました。ただ、尾瀬沼に映る燧ヶ岳の「逆さ燧」を観ることはできませんでした。こればかりは縁ですね。だから、尾瀬の写真を撮りだすと色んな光景を観たくなって通う人もいることには納得できます。
終わりに
今回のこの尾瀬沼と燧ケ岳の登山は前からとても楽しみにしていたモノでした。尾瀬で登山と言うと鳩待峠から行く至仏山は行きやすいのですが、なかなかこの尾瀬沼方面に行くのは大変なんです。
そして、私の実力では燧ヶ岳に登るのは難易度が高く、いくつかの山で燧ケ岳を想定して訓練してきました。そして、実際には大きなハプニングが起こり、あっさりと燧ケ岳に登る意欲を無くしました。
もし登っていたとしても頂上まで行けたかどうかは自信がありません。
またいつかご縁があるなら、もっと私の登山の実力がついた状態で挑戦したいと思います。
代わりに尾瀬沼のハイキングもなかなか充実していました。意外にアップダウンが激しく、天気も曇りから晴れになりとても清々しい気持ちで歩くことができました。
この2日間、雨の影響で木道がかなり滑りやすくなっていました。転ぶ人は何回も転んでいました。それなのに一度も転ばなかったのは、燧ヶ岳の訓練などでしっかりと歩き方の基礎を叩き込まれたお陰だと思います。ありがとうございました。
また、危険な山行ではなかったにも関わらず、体調管理や服装の大切さ、自然の脅威などをとても感じることとなりました。
これからも是非安全で健康で楽しい山行を続けたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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