こんにちは、hirokoです。
6月6日に憧れの尾瀬に行ってミズバショウを堪能してきました。
1日中雨の予報だったのですが、この時期にしか見られないミズバショウを見てきました。
目次
尾瀬とは
漠然と尾瀬とは北関東か東北にあるのかなと思っていましたが、実は新潟県、福島県、群馬県、栃木県の4県にまたがった場所です。国立公園特別保護区、国の特別天然記念物、ラムサール条約湿地に指定されています。至仏山や燧ケ岳(ひうちがたけ)といった日本百名山にも囲まれていて、標高が1400mから2000m近くまであり、気温は平地より8~12℃ほど低いのです。
今回の様に木道だけ歩くトレッキングコースがいくつかあり、また近隣の山をハイキングして組み合わせるような幾通りもの楽しみ方もあります。日帰りで行くこともできれば、中にある山小屋なんかに泊まったりして星空や夜明け前の幻想的な様子を楽しむこともできます。
ミズバショウとは
尾瀬では季節の移り変わりによって、独特の植物生態があります。ミズバショウは「夏の思い出」という有名な歌に出てきて夏の花だと思いがちですが、実は、5月下旬から6月初旬ごろに咲くカラーの様な花です。白い部分は仏炎苞で、その中央にある円柱状の黄色い部分が花の集まりです。開花時期がちょうど梅雨の時期とも重なり、雨の日に尾瀬を散策することになってもやむを得ないと思います。
この可憐そうなミズバショウ、実は毒があり、ツキノワグマなんかは冬眠から覚めたらこれを食べて、老廃物を出します。
ミズバショウの盛りを過ぎても、尾瀬ではワタスゲからニッコウキスゲから紅葉などと、季節ごとに色々な植物を楽しむことができます。
雨の日の尾瀬トレッキングの格好
6月下旬までは冬用の登山の格好で良いと思います。登山をしないのなら、私は冬用のシャツとパンツにレインウェアの上下を着て、ちょうど良い感じでした。結構泥水の中を歩くので、ゲイターがあれば尚よいと思います。靴は登山靴だったのでゴアテックスの防水加工をしているモノでした。
もし、トレッキングポールをお持ちなら、雨の日は特に重宝します。私はそんなに坂はないと甘く見て持って行かなかったら、滑らないように余計に足の筋肉を使って疲労しました。珍しく、太ももが3日間ほど筋肉痛になりました。
それから、雨の日はザックカバーも必須です。もし持ち物が揃ってなければ、鳩待峠にある売店ではある程度のモノを買えます。
トレッキングの行程
今回は鳩待峠からの出発でした。他に大清水からのスタートもありますが、初級者には途中からきついかもしれません。
鳩待峠
この写真は下から撮ったものですが、鳩待峠の看板を抜けて、足の裏などの種などをマットでゴシゴシして進むと、いきなりこんな階段が出てきます。これが凸凹していて、ツルツルしていて歩きにくいんです。
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山ノ鼻
ランチ休憩
ツアーでオプションのお弁当でした。おこわになっていてとても美味しかったです。
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特別天然記念物植物研究見本園の中
大回りは30分で、小回りは20分で見て回れます。この中のミズバショウが見事でした。
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牛首分岐へ向かう
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牛首分岐
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ここから折り返して鳩待峠に戻りました。
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花豆は群馬県片品村の特産品でインゲン豆の仲間です。ちゃんとインゲン特有のもさっとした感じもありとても美味しかったです!
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この後は温泉へ
気持ち良かったです。
そして、ここで売っているお土産が鳩待峠の売店に比べて安くて豊富でした。
終わりに
今回は尾瀬までの往復と温泉がついているviptourで初めての尾瀬に行って来ました。どうしてもミズバショウの群生が見たいと思いつつも、いつ行こうかと悩んでいるうちにどんどんツアーが満席になり、空いている日は最初から1日雨予報でまたもや行こうかどうしようか迷いました。結果的には行って良かったです。初めての雨のトレッキングで装備がよくわからず、とりあえず持って行ったザックカバーはこんな日には必須でした。
尾瀬に着いてからは自由行動でしたが、最初からどこまで歩けるのかシュミレーションしておくべきでした。このツアーでは尾瀬には6時間ほどいられるのですが、鳩待峠から歩いて行ってどこかで折り返して戻ってこなければなりません。その見極めが難しく、結局1時間ほど早く引き上げてきてしまいました。次回行くときはもっと計画を立てて、時間を有意義に使いたいと思います。
それにしても、今回はたくさんのミズバショウを見ることができ、大満足でした。来年行くことがあれば、是非青空の下でのミズバショウを見てみたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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