こんにちは、hirokoです。
今日は小石川植物園にショクダイオオコンニャクの花を見に行って来ました。
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小石川植物園
小石川後楽園とは違うのでご注意ください。正式には「東京大学大学院理学系研究科付属植物園」のことです。日本最古の植物園です。朝ドラの「らんまん」の牧野富太郎が通った東京大学植物学教室はここにありました。今は建物はないですが、傍らにあったヒマラヤスギは本館前で大木になっています。
ショクダイオオコンニャクは温室の中にあります。12/8~10までの公開で、朝9時から16時半まで見ることができますが、入場は16時までです。
私は12/9の8時45分ぐらいに植物園の入り口近くに着きましたが、すでに行列ができていて、入り口の門がそれから10分後ぐらいに開いてからはどんどん列が進んでいきました。
入場券を買う人も、年間パスを持っている人も同じ列に並びます。チケットは門を入って暫く歩いたところで買いますが、現金のみの取り扱いです。
それからも温室まで行列していましたが、9時15分過ぎに中に入ることができました。
コンニャクは温室の入り口入ってすぐの所にあります。写真撮影でずっととどまることはできませんが、順番に落ち着いて撮影することはできます。
コンニャクの他には紅葉が終盤ですが、ウォーキングコースとして、40分~1時間半のコースなんかもあります。
ショクダイオオコンニャク
インドネシア、スマトラ島にのみ分布するサトイモ科の植物です。分岐しないものとしては世界で最も大きい花序です。
今回は13年ぶりに開花し、前回の2010年には156cmあったのが、今回は別の個体からの花で213cmほどの高さになりました。とてもグロテスクな形で、綺麗だとは言いかねます。見えているのは上から附属体、仏炎苞で、仏炎苞の中に雄花群と雌花群があるので花は見えていません。開花して1日目には魚の腐ったような匂いがし、2~3日で枯れます。どんどん匂いは変わるそうですが、今日は私の鼻が悪いせいか、ニオイが分かりませんでした。説明されているのを聞くと、もうすでに花は萎れてきているそうです。ここまで書いたら、この花はミズバショウやザゼンソウとよく似た作りなことに気が付きました。変な匂いがするのも同じです。
コンニャクという名前なので食べられるかが気になる所ですが、まずは現地にはコンニャクという食べ物はないので現地の人達は食べません。実際はあくが強すぎて食べられないのと、成分の違いでコンニャクに加工することもできないようです。
https://koishikawa-bg.jp/news/1834/
ギャラリー
終わりに
ずっと前から気になっていた、私にとって、ショクダイオオコンニャクの花を見ることができてとても満足しました。昨年もどこかで見ることができたようなので、ここ数年が開花時期なのかもしれませんね。
今度はもっと欲ばって、変なニオイも嗅いでみたいです。
私は開園時間をねらって行って、結局門の外で並び始めてからコンニャクを見るまでに30分かかりましたが、他の人では14時ごろに行って90分待ちだったようです。
もしご興味があれば早い時間に行かれることをお勧めします。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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