こんにちは、hirokoです。
日本では30代から40代以上の女性は一般に何と呼ばれるのでしょうか?
今朝は何気なくNHKの『あさイチ』を見ていたら、「いつからおばさん」問題をやっていました。
私は自分自身の日本での呼ばれ方と外国での呼ばれ方の違いにいつも違和感を覚えていました。今日はその違和感について紹介したいと思います。
目次
年の感覚の違い
日本人はとても年を気にします。年によって敬語を使い分けるためでしょうか?
今までため口で話していた人が年を知った途端に、急に敬語で話してきたという経験も何回もあります。
また若い方が価値があるように思われますよね。
テレビを見ていてもいつも出演している人達の、必要以上に年が書かれているのも気になります。
私自身もニューヨークでも何となく日本の感覚で話をしてしまって、年だからこんなことをしているのは恥ずかしいだの、不可能だのと言ってしまったことが何回もあります。そのたびに、相手の人には年は関係ないと言われてきました。そして、相手が日本人以外だと、私よりずっと年下でも遠慮がない意見を言ってきます。
ただし、やはり恋愛関係となると話は別です。
日本での呼ばれ方
お客さんとして呼ばれるときと、その辺の人に呼ばれるときでは少し違うこともありますよね。
お客さんとしては
「お客さん」、「奥さん」、「お姉さん」でしょうか。
そして、
その辺の人に呼ばれる時は
「おばさん」、「おばちゃん」、「お姉さん」ですよね。
いつからおばさん
日本では人の見かけや行動にもよりますが、30代ぐらいからおばさんと呼ばれることが多くなってくるような気がします。
おばさんには暗にずうずうしさも伴います。若い時にはしとやかで遠慮がちだったのが、年を経たり子供を持ったりすると恥が無くなってくるような感覚です。
特に私の育った環境では、女性は大人しくて、従順で、静かな方が良いという考え方で、これがなくなるとおばさん化するような気がしました。
これに対して、海外では若くても言いたいことははっきり言うし、年上に対しても容赦がないと思います。つまりおばさん化に年齢は関係ありません。
海外での呼ばれ方
一部なのかもしれませんが、海外には血のつながりのない人に対して「おばさん」という認識はありません。知っている人には友達のお母さんやお姑さんに対しても普通は呼び捨ての名前かミセス+苗字で呼びます。
そして知らない人に対しては、
フランスでは→マダム あるいは マドモアゼル
マドモアゼルは未婚の多分30歳までぐらいの女性に、マダムはそれ以上、既婚者にのイメージです。そして、マドモアゼルより、マダムと言われる方が格が上とされています。
アメリカでは→マァム あるいは ミス
マァムとは “ ma’am” で辞書での意味は奥さん、お客さん、それからミスは未婚の女性への言い方ですよね。
何と呼ばれたい?
20代の頃、老人ホームで働いていたことがありました。そこで認知症がある年配の女性に呼び止められたのですが、その時に大声で呼ばれたのが「ネェさん!」でした。私よりずっと年上の方からそう呼ばれて、何となく姉御になった気持ちで小気味が良かったです。ネェさんは年齢に関係なく使えそうです。
また、私には妹がいて、甥や姪がいますが、妹が気を遣ってか、私のことを○○おばさんではなく、○○さんで呼ぶように教育してくれています。おばとしての自覚は必要ですが、気持ちはいつまでも若くいられる感じでとても嬉しいです。
まとめ
おばさんとお姉さんの間に、どなたか良い呼び方を作ってくれないでしょうか?
そろそろ日本でも女性は年齢だけではない魅力を認めてもらえるような社会になって欲しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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