こんにちは、hirokoです。
今日は部屋の中を見回して、お気に入りの本を思い出しました。岡田光世さんの書かれた、大人気シリーズ『ニューヨークの魔法』シリーズです。
ニューヨークのさりげない出来事や人のことを短いエッセイにした全9巻の本です。
目次
ニューヨークの魔法シリーズについて
2007年に1巻目の『ニューヨークのとけない魔法』から始まり、「ニューヨークの魔法は続く』、『ニューヨークの魔法のことば』、『ニューヨークの魔法の散歩』、『ニューヨークの魔法のじかん』、『ニューヨークの魔法をさがして』、『ニューヨークの魔法の約束』、『ニューヨークの魔法のかかり方』、2019年に9巻目の『ニューヨークの魔法は終わらない』で完結しています。
私は1巻目から読んでいて、いつも次が出ることを楽しみにしていました。このシリーズはどれから読んでも話が分かるようになっています。
日常的なことから興味深い、温かい話が繰り出されていて、くすっと笑えるような物ばかりです。
実際に住んでみて、あるあると思ったり、そんなこともあるんだ?と驚くこともあります。中の写真は確か岡田さん自らが撮られている、文章に即した素敵な物ばかりです。
そして、各エッセイの終わりには実際に会話で使うことができる英文が出てきます。エッセイの中での言葉ですから、どういう時に使えばよいかがよくわかります。エッセイを読んで笑うと同時に、英語の勉強もできるなんて一石二鳥ですね!
『ニューヨークの魔法は終わらない』から
ニューヨークの魔法シリーズの最後の巻、9巻目です。冒頭で、地下鉄のホームでいきなり他人同士が踊りだすくだりがあります。
「フラッシュモブ」を見ているかのようです。
私も同じような魔法に遭遇したことがあります。
外食をして、家路を急いでいるときでした。乗り換えの14丁目‐ユニオンスクエア駅の構内で、大きな音楽をスピーカーから流しながら、赤いTシャツ姿の黒人男性中心に踊っているところから、段々参加者が増えていってめいめいに楽しく踊りだすところを見ました。
私も踊ってみたいなと思いながらも、写真や動画を撮るだけで精いっぱいでした。見ず知らずの人達でも楽しさを分かち合えるのがニューヨークの良さです。
まとめ
身近なことをよく観察して、こんなエッセイが書けたら良いなぁと思わせてくれるような素敵な本です。題名の通り、読みだしたら魔法にかかって、ニューヨークにぐいぐい引き込まれるような気がします。
ニューヨークは都会でありながら、知らない人ともおしゃべりできるような不思議な面もあります。私はニューヨークで一人ですが、外に出ると一人でないないような気持になります。
でも、外国に暮らしているから特別なんだというより、どこに住んでいたって身近なことで楽しい発見ができるようになれたら良いですね!
ニューヨークには9巻目しか持っていませんが、また時々読み直してみて、物や出来事の見方や文章の書き方なんかを見直してみようと思っています。
ニューヨークに興味のある方、あまり好きではない方にもお勧めの本です。きっとあなたもニューヨークの魔法にかかることでしょう!
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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