こんにちは、hirokoです。
今日は「サービスアニマル」についてご紹介します。
ニューヨークの街を歩いていると、たくさんの人たちが犬を散歩させています。
また、電車に乗っても犬を連れた人をよく見かけます。
ところで、皆さんは「サービスアニマル」ってご存知ですか?
目次
サービスアニマルとは
国によって、定義によって分類は色々あるようです。アメリカではペットではなく障害者を支援する動物のことで、3つの分類があります。
ガイドアニマル、ヒアリングアニマル、そしてその他の障害を介助する動物です。特別な訓練をされている動物、いない動物も含まれます。
ガイドアニマルは犬なら盲導犬、ヒアリングアニマルが犬なら聴導犬です。そしてその他の動物の中には精神疾患を持つ人をサポートしてくれる、「エモーショナル・サポート・アニマル(ESA)」が含まれます。サービスアニマルは犬が多いですが、サルやミニチュアホースも有名です。
アメリカではサービスアニマルなら食料品店やレストラン、病院、航空機の機内への持ち込みも可能でしたが、特にその他の介助動物には制限が出てきています。
サービスアニマルで有名な事件
聞いた話では、飛行機に乗る際、エモーショナル・サポート・アニマルとして、孔雀を持ち込もうとした人がいました。この時は航空会社に拒否されたそうです。
飛行機の隣の席に孔雀が乗っていたらつつかれそうで怖いですものね。
実際のサービスアニマル
サービスアニマルとして携行が必要な場合は獣医師が証明書を作ってくれます。これがあれば、動物が入店禁止だったりする食料品店やレストランなんかにも入ることができます。盲導犬なら見た目だけでこういう場所への入店は可能ですが、精神疾患の方だと分かりません。
ただ、よく観察していると、サービスアニマルだと言えば食べ物関係などの入店が可能になったりするので、うそをついている人も多いような気がします。可愛い犬などを店の外につないだりしていると盗まれる可能性もあるからです。
航空機に載せるには通常なら手荷物を預ける近くにある場所に連れて行かれますが、それがかわいそうで、この証明書を発行してもらって客席に載せる人も増えたようです。そして、獣医師に頼めば人間に何の疾患がなくても簡単に証明書を書いてくれるという話も聞いています。
まとめ
ペットではなく、人間に視覚、聴覚、その他に何かの障害があって、その人たちを介助してくれる動物をサービスアニマルと言います。
日本では見た目ですぐに分かる盲導犬でさえ、色々な場所での受け入れが難しい場合がありますよね。
健常者もそうでない人も動物も、気持ちよく共生できる世の中になって欲しいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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