こんにちは、hirokoです。
今日は渡米後以降の経済的な価値観の変化と幸せ感について書きます。
前回の記事はこちらから⇊
目次
渡米中の経済的な価値観
渡米後は収入がないため、必然的にお金を使うことにピリピリし、不安を感じながらやりくりをしていました。
ただ、働いていない分時間にも気持ちにも余裕があり、また、外国生活が好きなため、お金がないなりにも積極的に工夫をしました。
そして、自分自身が経済的には貧乏な人間であると認めました。
ニューヨークではできるだけクレジットカードを使わず、現金で生活していました。もちろんニューヨークの方がクレジットカード、デビットカード、チェックで支払いをすることが多いのですが、現金の方がお金の管理がしやすいからです。
食料では
食料は結構安価で質の良いTrader Joe’sで買い物をしました。ここでの買い物はそれだけでなく、ほとんどがPBブランドで新作もよく出て、選ぶのにウキウキしたものです。
節約のためにもできるだけカフェに行くのもやめました。日本では静かな空間で本を読むことも楽しみだったのですが、店内の音楽や話し声が滅茶苦茶大きかったり、本だけに集中すると変な人が近くに来ることに気が付かないという危険もあるという理由もありました。
コロナ禍で自粛生活が始まってしばらくすると、ニューヨークでは子供がいない大人だけでも無料の食事をもらえるようになったので、散歩がてらによくもらいに行きました。いつも同じようなメニューのため段々飽きてくるのですが、とても良いシステムで重宝しました。
衣料では
まずは洋服を買いたくならないように、できるだけニューヨークにはたくさんのお気に入りの洋服を持って行き、洋服屋さんにも近づかないように心がけました。
幸いなことに、外国では日本の様に流行りの形や色を追うというよりは、その人に似合う物を見つけ、他人といかに違うものを着るかの方が素敵です。ちなみに、辺りを見回すと、ジョギングをするような恰好をしている人が多かったです。そして、ヒールを履いている人はほとんどおらず、老若男女関わらず、多種多様なスニーカーを履いている人が目立ちました。
交通では
コロナが始まる前は30日間のUnlimitedという定期の様な物を毎月買っていました。これがあるとニューヨーク市内はバスも電車も乗り放題です。よく値上がりして、最後は$127でした。
自粛生活が始まってからは学校もオンラインになり外出することが極端に減りました。そして感染を防ぐためにバスは後ろから乗降するようになり、必然的に8月末まで無料になりました。私はこれに乗っかり、外出するときは電車ではなく、バスを使うようになりました。自転車に乗ることも覚えたので、自転車でどこかに行ったこともあります。
娯楽では
何といっても無料で楽しめるイベントを探しました。パレードだのクリスマスツリー点灯式だの、公園で楽しめる音楽や映画も満載でした。
また、IDNYCを利用して、1年間無料で行ける美術館や動物園等のパスを使っていました。これとは関係なく一部の美術館などでは週や月に一度、夕方から無料で入れるものもあり、それも利用しました。無料で楽しめることが多いのは、ニューヨークに来て本当に良かったことです。
そして今
帰国してから隔離生活中に家の片付けを始めました。
ニューヨークで生活していた物のほとんどを持ち帰ってきたのに、それ以上に物の多いこと!本当はこんなに物を持っていなくても生活ができることが実証済みでした。
まとめ
日本にいるとまずは人の目が気になります。他人が私のことをどう思うかということもありますが、自分自身も他人をジャッジする癖がついています。
せっかくニューヨークにいて自分らしく生活ができていたのに、また他人の目から見た自分を生きていくのはもったいない、つまり見えを張って生きていくのは幸せではないと思います。
この日本でお金をかけないで小さな楽しみを持つのは難しく、自信もありませんが、できるだけせっかく得た価値観を忘れないように日常の幸せを見つけていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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