ニューヨーク~東京の日常生活日記

リアルなNY~東京での日常生活や思い出などを気の向くままに綴っています。

派遣という名の日雇い労働の体験談

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ブラック工場のイラスト(外国人労働者)

こんにちは、hirokoです。

今日は仕事が決まらない時に体験した日雇い労働のような派遣労働の実を紹介します。

私は昨年末から今年の初めまで2か月ほど、とにかく仕事をしたい一心で色々な労働を体験しました。体験してみないと分からないことはまだまだあるものです。

 

目次

 

 

仕事の見つけ方

私はテレビコマーシャルを見て、まずはタウンワークやマイナビバイトをネットで探し、それぞれの中からやってみたい仕事を選んでは応募しました。私が選んだのは確か新宿などの冷暖房が効いたビルの一室で化粧品の検品、箱詰めや本の検品などだったと思います。普通はこれに応募して連絡が来るとすぐに仕事が入るのかと思うかもしれませんが違います。これは単に、さらにそれぞれの仕事のバックには人材派遣会社が付いていて、そこから連絡が来るためのおとりのようなものに過ぎないのです。そして、その会社の事務所に足を運んで説明を聞いてからその会社に登録するとか、会社によっては電話だけでいくつかの説明と質問を受けて登録となります。

私は3つの会社に登録し、2つの会社からの仕事を受けました。1つはやりたい仕事に募集が出たら応募するもの。1つはまずは1か月単位で仕事に行ける日を登録しておいて、連絡が来たら受けるか受けないか返事をするものでした。後者の方はどんな仕事が入るかは前日にならないと分からない感じでしたが、それでも時々急募が入り、その仕事をやりたければ早い者勝ちで連絡した人から仕事が得られるということもありました。

 

 

人材派遣について

派遣元と雇用契約を結び、派遣先(就業先現場)で勤務する契約形態になっています。

現在の労働者派遣法では、雇用契約期間が30日以下の派遣労働者の派遣(いわゆる日雇い労働者)が原則禁止になっています。ただし、60歳以上の人、雇用保険の適用を受けない学生、副業として日雇い派遣に従事する人、主たる生計者でない人は例外となっています。

日雇い派遣の法律については何かあったなぁと記憶にあるぐらいで、具体的には知りませんでした。

私が体験した仕事は軍手、カッターナイフは必須でした。

 

 

私が体験した仕事

1.有名な運輸会社

会社が電車の駅から歩いて行けるのはとても良かったです。派遣会社がしっかりしていて、初日に道に迷ったときは会社に電話をするときちんと誘導をしてくれました。何とか時間には間に合いましたが、間に合わなくても就業先にはきちんと連絡は取ってくれるようでした。

大きな建物の中には社食もあり、平日なら利用しても良いとのことでした。建物内をちょっと歩くと飛行機が見えるのも癒されます。

作業するには安全靴に履き替えます。使いまわしなのでこのコロナ禍で気持ち悪いのですが、しょうがないですね。労働者は学生か私の様にある程度年齢がいった人たちでした。普段は在宅で仕事をしている人もいました。

 

作業はいくつかありますが、私の仕事は1つになっている大きな荷物を袋から出してコンベアの上に乗っけたりするのと、荷物へのラベル貼りでした。ラベル貼りが思ったより難しく、箱の角にラベルの切れ目がくると破れやすいとか、この箱はここに貼った方が良いとか色々なパターンがあり、コンベアで流れて行く間に瞬時に判断するのはとても難しかったです。普通のラベルと着払いでもまた貼り方が違います。それに、時には隣にベテランの人が来てせかしたり、意地悪をしてきました。

最後に社員の人に「大変ですが、また来てくださいね。」と言われた時は、流石大手は違うなぁと思いました。仕事は大変でしたが、たったこの一言で救われました。

 

2.チーズを輸入、小分けなどで販売している会社

こちらは大田区の大森駅を降りてから、平和島の中をバスに20~30分ほど乗ってたどり着きました。また場所がよくわからなくて、集合時間に間に合っているか分からない時間になってしまいました。
見た目は零細企業でしたが会社がとてもしっかりしているのか指示は敬語で私の名前も呼んでくれるし、とても気持ちの良い会社でした。

ここでは切り分けたチーズを袋詰めするのと、チーズに1つ1つ景品を付けていく仕事をしました。他の人に聞くと、とても人気の高い職場で、滅多に募集が出てこないそうでした。そして、結局終業時間よりも2=3時間早く終わり、休憩室でその時間が来るまで待機でした。コンテナを上下2段に積み上げた休憩室で、冬のさなか暖房は入っているものの、喚起をしないで何人も一緒に過ごすのは恐怖でしたが、しょうがないですね。
時間が来たら再び招集され、年末に近く、期限が近いチーズが大量にあるとのことで、三角のブリーチーズを10本ほどお土産に頂いたのはとてもラッキーでした。ベトナムかどこかからの実習生がいるようでしたが違う階で、一緒に仕事をすることはありませんでした。

 

3.ワインのラベル貼りの会社

神奈川県鶴見区の工業団地内に行きました。鶴見駅から大黒ふ頭の中をバスで30分ほどの場所です。家から片道1時間半ほどかかる所でしたが、もしかしたらワインの試飲や何かお土産でもあるのかと思い選びました。

現場にはたくさんのフィリピン人かなにか、よく分からない言語を話す人たちがいて、一緒に仕事をしました。彼らはずっとそこで仕事をしているようで、ため口の日本語を話し、リーダーになって仕事を仕切っていました。掛け声をかけ、大人数で流れ作業をするのはまさに体育会系でした。

業務内容はワインのはずだったのに、実際はウィスキーのような物を扱い、日本語を書いたシールを貼るような仕事でした。仕事をお願いされるとき、言葉が丁寧でないとやる気を失います。ましてや、外国人に言われるとなんだかみじめな気持ちにもなりました。最後の方でやっとワインが出てきましたが、貼ってあるラベルをはがして、オリジナルのラベルを貼る仕事でした。その貼ってあるラベルをはがすのが非常に難しく、初めてではなかなか上手くはがすことが出来ません。教えてくれたのは日本人でしたが、その仕事に疲れているのかストレスがたまっているのか、上手く仕事ができない人に怒鳴り散らし、私もそのターゲットになりました。

職場は遠いし、もう2度とこの仕事はしたくないです。

 

4.ワインの検品とラベル貼りの会社

ここも大森駅を降りてから平和島内をバスで15分ほどの場所でした。新しい倉庫のような場所でこじんまりとしていました。人数は少人数でワインの瓶を持ちあげて電灯にかざして中に変な気泡やガラスや虫などの異物が混入していないかをチェックするのがメインの仕事でした。静かに作業をするし、とても上品な仕事と環境ではあったけど、瓶は重かったです。他には瓶に販促のためのラベルをぶら下げたりもしました。休憩室は他の現場の人とも同じでしたが、とても綺麗でした。瓶が重い以外はまたやっても良いかと思える仕事でした。

 

5.果物や野菜の小分け会社

同じ会社だけど、2ヵ所で働きました。平和島からバスに乗っていく所です。業務内容は果物や野菜をビニール袋や網に入れていくものです。2つ目の場所はやはり携帯のナビが上手くいかず、かなり早くバス停に着いたのに、現場には遅刻しました。道に迷っている最中に派遣会社に電話して場所を誘導してもらいましたがきちんと責任を持ってもらえず、現場にも連絡をしてもらえず、現場に着いた途端に怒られて、契約時間を減らされました。

ミカン1つとっても大きさや質によって小分けの仕方が異なります。

ある時高級な小さな段ボール箱に入ったミカンがやってきました。そのミカンには1つ1つシールが貼ってあるほどです。ところが、箱を開けるとびっくり!ほとんどの箱の中は真緑のもので覆われていたのです。つまりカビだらけだったんですね。その中から大丈夫そうなものを拾っては雑巾で拭いて別の綺麗な段ボールに詰め直すのです。カビは箱の中の1つに発生すると、カビがついていないところでも胞子は飛んでいます。そうでなくてもこのミカンを触っている最中に何回もカビが宙を舞いました。このコロナ禍で普通にマスクをしていても、マスクを外したら中が緑になっていました。こんなごまかした物をお客さんに売るのか?と思ったし、何よりも私たちの健康を全然考えてくれていない職場でした。そういえばこのカビだらけの作業は正社員の人達は携わっていないようでした。一緒に作業していたのはやはりベトナムかどこかからの人達が多かったし、まさに人材の使い捨てだったと思います。一緒に作業していた大学生のような子とは、本当にヤバい!と言い合いました。

 

ニューヨークなんかで果物や野菜を買おうとすると、むき出しのままで好きな物を取っては重さで値段をつけることも多いです。そうすれば、このような無駄な小分けで人件費がかからず、もっと安い果物なんかを買うことができるのではないかと思います。こんなひどいごまかしも効きませんしね。

このミカン事件があってから、自分の健康のためにもこの職場には戻りたくないと思っています。

 

 

終わりに

結論としては、最初にネットで探した職種や場所で仕事をしたことはありません。それはただ単に派遣労働者をおびき寄せるための罠のようなモノだと思います。職場はほとんどが埋め立て地らへんで不便で行きにくい場所が多いようです。時間がかかるうえに交通費も高くなり、通勤の往復だけで1時間の時給はなくなります。

人材派遣という名の日雇い労働をして、場所に寄りますが大変さがよくわかりました。大体賃金はその都県の最低賃金+αで、交通費が出ないところが多いです。また、立ちっぱなしの単純作業が多いです。もともと単純作業は好きなのですが、私たちの扱いがひどいところだと、自分は虫けらになった気分にもなりました。

このような仕事で生計を立てるのは大変です。働いても働いても賃金はそれほどもらえず、体は疲れるし、モチベーションが保持できなくなります。普通の仕事なら忙しい時もあれば、時間があって雑談をするような時間もあったりするのに、ずっと働かなくてはならないような環境です。

こんなコロナ禍なのに、密という点では考慮がないように思われました。もしかしたら職場である倉庫は天井が高いので、空調が良いのでしょうか?

私はこうした職場で初めてたくさんの外国人に会いました。彼らはちゃんとビザを持っているのか疑わしいですが、こうやって日本の社会は成り立っているのですね。

普段は知らない場所に行くのにスマホの地図を利用するのですが、このような労働で行くような埋め立て地の工業団地周辺はGPSがちゃんとしてないのか、指示される場所がくるっていることが多いです。前もって場所を正確に把握しておくことが大切です。

また必要なら、このような仕事をすることもあると思っています。

 学歴や職歴に関係なくすぐに働け、場合によっては次の日にでも賃金を受け取ることができるのは、お金に困っている時は本当に助かります。(2021.8.20.追加)

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)

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