こんにちは、hirokoです。
今日は「ノグチ美術館 (The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum)」とネットでの美術鑑賞について紹介します。
4月24日から8月29日まで東京都美術館で「イサム・ノグチ 発見の道(Isamu Noguchi : Ways of Discovery)」をやり始めたところですが、緊急事態宣言のため、今日から暫く休館になってしまいました。この展覧会ではニューヨークの作品も多いということで、2017年2月に英語学校の遠足で行った「ノグチ美術館」の様子などをお伝えしたいと思います。
目次
イサム・ノグチとは
日本人の父、アメリカ人の母を持つ彫刻家であり、陶芸、家具や照明などを手掛けたアーティストです。自身のアイデンティティーに苦しんだことや戦時中は両親がお互いに敵国となったことも作品に現れているようです。
作品は結構シンプルな形ですが、そこに色々な思いが詰まっているところが興味深いです。
ノグチ美術館(The Noguchi Museum)について
イサム・ノグチのアトリエを美術館として公開しています。館内だけでなく、庭にも彫刻があります。私が訪れたのは冬でしたが、場所は観光客が多いマンハッタンではなくクイーンズにあり、電車を降りてからも20分ほど歩くためか、とても静かで落ち着いて作品を見ることができる空間でした。
情報
住所:9-01 33rd Road (at Vernon Boulevard)
Long Island City, New York 11106
電話番号:718-204-7088
開館時間:水~日曜日:11:00~14:00, 15:00~18:00
月、火曜日:閉館
第一金曜日は無料
ネットでの美術鑑賞
ノグチ美術館のサイトが面白いです。
彫刻は写真で見ることができるほか、
https://www.noguchi.org/artworks/collection/
(The Noguchi Museumのサイトより引用)
動画でも見ることができる作品があります。
https://www.noguchi.org/isamu-noguchi/digital-features/distance-noguchi/
(The Noguchi Museumのサイトより引用)
これは数時間カメラを固定して同じ作品を撮っているもので、作品だけでなく、鳥のさえずり声も聞くことができて、パソコンなんかで視聴しっぱなしにして読書でもすれば、まるでその場にいる気分になりそうです。
さらに、ニューヨークの美術館ではコロナ禍になってから美術鑑賞に関する講義や、家でできるワークショップなどのたくさんのプログラムをネットで配信してくれるようになりました。メンバーにだけの場合もあれば、メンバーでなくても広く無料でも受けられるものもあります。私は今回、ズームでやる、無料の絵画教室に申し込んでみました。鉛筆、消しゴム、紙だけ準備します。絵画の経験は必要ないです。
これです↓
https://noguchieducation.wufoo.com/forms/drawing-from-a-distance-m13bodzl0jdrwze
アメリカ東海岸の夏時間で2021年5月17日(月)の19:30~21:00に開催されるので、日本時間では5月18日(火)の8:30~10:00になります。名前、emailアドレス、郵便番号、国とメーリングリストに載せて色々なお知らせを受け取りたいか、受け取りたくないかを選んでSubmit(送信)を押せば、予約完了です。後は記入したemailアドレスに返信が届き、ズームのミーティングIDやパスコードなどもお知らせされていました。
まとめ
東京都美術館では4月24日から彫刻家イサム・ノグチの美術展が始まりましたが、東京には25日から緊急事態宣言が出たため、閉館になっています。
ニューヨークのノグチ美術館の作品も多くて、東京の美術展に行く代わりにノグチ美術館のサイトでたくさんの作品の写真や動画を見ることができます。
ノグチ美術館のサイトでは作品やワークショップに関するイベントを無料で配信もされているので、日本にいながらアートを体験できる良い機会になると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
こちらもよろしくお願いします↓↓↓