ニューヨーク~東京の日常生活日記

リアルなNY~東京での日常生活や思い出などを気の向くままに綴っています。

朝倉文夫の朝倉彫塑館は意外にとても良かったです

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朝倉彫塑館入り口

朝倉彫塑館入り口

 

こんにちは、hirokoです。

今日は朝倉彫塑館について紹介します。

先日、私のLanguage Exchangeパートナーのイギリス人が神奈川からわざわざ見に行ったというので、この場所を知りました。

 

目次

 

 

朝倉文夫とは

雲

皆さんは朝倉文夫をご存知ですか?私は恥ずかしながら知らないと思っていましたが、多分色々な所で作品は見ていました。

彼は日本を代表する彫刻家です。私は国会議事堂中央広間の大隈重信像や憲政記念館の尾崎行雄像は見ているはずです。他にも台東区内、東京都内にはたくさんの場所に作品があります。

簡単なプロフィールは1883年に大分県の渡辺要蔵、キミの三男として生まれたのち、朝倉家の養子に入っています。旧制中学を落第した後は長兄の渡辺長男を頼って東京に出てきて、東京美術学校で彫刻を学んで彫刻家になりました。1964年に亡くなっています。

 

 

朝倉彫塑館とは

朝倉文夫が自宅兼アトリエにした場所です。建物の設計には彼自身が担当し、とてもこだわりのあるモノになっています。ここでは朝倉彫塑塾という専門学校もしており、教育の一環で屋上では園芸もやっていて、水へのこだわりがあって中庭のほとんどは池です。この彫塑館では朝倉文夫の作品を見るだけでなく、建物のほとんどの場所を見て歩くことにもなります。

 

今でも見学するのに予約は要りませんが、靴を脱いで靴下で館内をまわります。晴れた日には屋上庭園を見ることもできるので、脱ぎ着のしやすい靴を履いていくのが便利です。また写真は入館する前の外観と最後の見学箇所の「蘭の間」だけで撮影することができます。

 

www.youtube.com

 

朝倉彫塑館情報

住所:東京都台東区谷中7-18-10

電話:03-3821-4549

開館時間:9:30~16:30(入館は16時まで)

休館日:毎週月・木曜日、年末年始

サイト:https://www.taitocity.net/zaidan/asakura/

 

 

作品と建物鑑賞

アトリエはコンクリート造りの洋館、住まいは数寄屋風で萩戸があるような、あらゆる場所がこだわっている和室で、すべてがつながり、中庭がある作りになっています。

彫刻のほとんどは最初のアトリエに集まっています。肖像彫刻が有名なのですが、私には墓守や侍の格好をした加藤清正像が印象的でした。次に天井まである本棚を通り抜け、その後見る中庭は素晴らしかったです。こだわりの仁・義・礼・智・信の石が置かれ、植物が植えられ、池には巨大な錦鯉が泳いでいて、時々バタバタしていました。そして、噴水のような物も置かれ、静かさの中に水の音がしてとても心落ち着く場所でした。と言っても、蚊がわかないか、家の中が湿気ないかはとても気になるところです。

 

どんどん進んでいくと天王寺玄関から門の内側まで出ることはできますが、また自分の靴に履き替えなければならず面倒なので止めました。1階を見終わると2階に続き、晴れていたら屋上の庭園も見ることができます。

2階からは中庭が見渡せ、さらに上の庭園には2体の像があり、スカイツリーが見渡せるのがとても良かったです。

建物は国の有形文化財で敷地全体は国の名勝に指定されています。

今日は晴れていたせいか私が思っていた以上に入館者がいました。外国人にも人気があるようでした。

 

 

終わりに

朝倉文夫は今まで知らないと思っていた彫刻家でしたが、実際には色々な場所で作品は目にしていました。

朝倉彫塑館は考えていた以上に素晴らしい場所でした。彫刻はもちろんのこと、こだわっている建物を見るのはとても楽しいですね。

時間があれば皆さんも是非、谷根千巡りに朝倉彫塑館を加えてみて下さいね!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)

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