こんにちは、hirokoです。
5月4日に、あしかがフラワーパークに行こうと思い立ち、その前に「足利学校」に行って来ました。
目次
足利学校とは
宣教師のあのフランシスコ・ザビエルによって、「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介された日本最古の学校です。坂東の大学とは足利学校のこと。誰が創建したのか3つの説があり、明治時代の初めには終わりました。今は江戸中期の姿に復元され、日本遺産に認定されています。
何を学んだのかというと、まずは儒学中心でした。これは孔子の思想を発展させたもので、学校内には孔子座像があります。室町時代後期になると、易学と兵学が盛んになっています。易学とは占いのことで、戦国大名たちの戦いの場では出兵する吉日を占うのが重要で、兵学と密接な関係だったようです。面白いですね。現代では政治家の選挙も戦いに例えられますが、願掛けをしたり、戦略を練るようなところで現代の易学と兵学が必要かもしれませんね。
入場料は一般が420円、高校生が220円で、その後には足利学校の概要を説明してくれる14分半のビデオを見ます。これを見ておくと、どんな場所なのかよくわかります。足利学校のサイトにもYouTubeで出ているので、予習しておくのも良いです。
一番大きな建物は方丈で江戸時代のモノを復元したということで、立派な茅葺屋根の建物になっています。その南北には築山泉水式庭園が広がっています。南庭園の端ではちょうど藤の花が綺麗に咲いていました。方丈の中には靴を脱いで上がることができるので、庭園を眺めることができます。
学校の敷地内は1時間もあればすべてを見て周ることができると思います。
足利学校の中
B級グルメ
足利学校の近くで、ちょうど2個入りで100円の「足利シュウマイ」が売られていました。
このシュウマイ、食べてみると玉ねぎだけしかなく、肉などが入っていません。足利名物で、玉ねぎと片栗粉だけを練って蒸かして作られたものです。辛めのソースがかけられていました。何だか騙された感じもしましたが、これはこれで熱々で美味しかったです。B級グルメとしては他に「ポテト入りの焼きそば」なんていうモノもあります。
B級グルメではありませんが、「めん割烹なか川」というお蕎麦屋さんも気になったんですよね。人が並んでいて時間がかかりそうで諦めたのですが、足利は相田みつをさんの故郷で、この店にはたくさんの直筆が飾られているようです。次回は予定に入れて、おそばと作品をじっくり味わってみたいですね!
めん割烹 なか川 | 栃木県・足利市 | 伝統の二八そばと十割を相田みつをの作品と共に味わう
終わりに
自宅から電車で足利まで行くには何度か乗り替えて2時間半から3時間かかり、交通費も結構かかります。ということで、あしかがフラワーパークだけでなく、他にも見たいと思い、足利学校を見学することにしました。
そんなに人がいないと思いきや、ゴールデンウィーク中だったためか、思ったよりずっと見学に来ている人達がいました。
あまり歴史を知らないのですが、古い建物を見たり、歴史を知ったり、私でもとても楽しめる場所でした。学校内には何種類かの要約した論語が売っていて、私も道徳的な考えを知りたくて、150円の100文載っているモノを買ってみました。子供でも読めるもので、今から少しずつ読んでみたいと思っています。良いお土産になりました。
この後、6km離れたあしかがフラワーパークまで1時間半かけて歩いて向かいました。その前に「太平記館」に寄っておくと良いです。お土産が買えたり、観光情報が分かります。私はここで、あしかがフラワーパークの入場券を200円引きで買いました。また、お安くコーヒーなどを飲むこともできます。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
こちらもよろしくお願いします↓↓↓