こんにちは、hirokoです。
今日は2021年8月29日まで上野の東京都美術館でやっている「イサム・ノグチ 発見の道」について紹介します。
イサム・ノグチについては以前にも記事を書いたことがあります⇊
今回は初めて日本で彼の作品を見てきました。
目次
「イサム・ノグチ 発見の道」とは
主に高松市牟礼町のイサム・ノグチ庭園美術館とニューヨークのイサム・ノグチ財団庭園美術館から集めてきた作品を中心に、第1章「彫刻の宇宙」、第2章「かろみの世界」、第3章「石の庭」の三部構成でできている展覧会です。
作品は石の彫刻だけでなく、金属や木で作ったもの、焼き物、また照明なんかもあります。イサム・ノグチの美術館兼アトリエは高松とニューヨークだけで、私はニューヨークの方しか知らないのですが、展示方法はニューヨークの様に、部屋に無秩序に作品が飾られている感じでした。そして、第1章と2章ではフラッシュ撮影はできませんが、自由に写真を撮ることができます。
◎展覧会情報
場所:東京都美術館企画展示室
時間:9:30~17:30(入場は17:00まで)
月曜休室(8/2、9は開室)
サイト:https://isamunoguchi.exhibit.jp/index.html
入場の仕方
事前にオンラインでの日時指定券の予約が必要です。土曜日でもそんなに入場者がいないのか、私は15時前に空きを探して、15時半の枠で入ることができました。
今はオリンピックの影響で、建物に入るずっと手前で荷物検査をしています。小さめのスーツケースのような物を持っている人はそこで見終わるまで預かってもらっているようでした。美術館入り口付近にはロッカーもあります。荷物検査の所は指定券を持ってなくても入れると思います。日時指定券が必要なのは建物に入ってからの展覧会の入り口の所で、オンラインで券を取れない人には券があるかどうか確信はありませんが、チケットカウンターもあります。
私は時間が来るまで手荷物検査をする手前の外で待っていましたが、早く着き過ぎた時には先に手荷物検査だけ終えて美術館内で待っていた方が涼しくて良いと思います。
展覧会の感想
私は土曜日の15時半の枠で入ったのですが、まずは人が多いのに驚きました。終わりごろにお客さんが集中するのか、時間を指定して入ったのに!と思ったほどです。そして、イサム・ノグチの展覧会というと、どうしてもニューヨークの美術館の様子を想像してしましました。とても静かで落ち着いたいくつかの部屋の中に作品がポンポンと置かれていて、無言で作品に見入ったり、考え事をしながら見るイメージがあったからです。そして、外ともつながっていて、鳥の声も聞こえてきたような環境でした。今回は3つの大きな部屋にそれぞれ1章分ずつの作品が置かれて、ところどころに照明のインスタレーションがあったり、イサム・ノグチ自身が語っている動画があるような作りでした。日本でやるには広さ的には精一杯なのかもしれないし、たまたま土曜日で人が多くて静かに見ることができないような環境だったのかもしれません。そして、第1、2章は日本では珍しく写真を撮れる環境だったので様子が違ったのかもしれませんね。
私が気に入ったのは、ダリやピカソの描いたような絵を金属の3Dで表現したような作品でした。見る場所によって全然違ったものに見え、とても興味深かったです。
また、動画ではノグチイサムさんが普通の日本語で語っていました。父親は日本人、母親はアメリカ人でアメリカ生活が長かったので日本語は片言しか話せないのかと思っていました。
ニューヨークでもいくつかの同じ作品を見ているのに、覚えがなかったりするものですね。やはり、何回か同じ美術館に通うのも良いのかなと思いました。
終わりに
8月29日まで東京都美術館で「イサム・ノグチ 発見の道」をやっています。
今回の私の経験からして、できたら平日に行って周りのベンチにでも座ってゆったりと作品を見ることをお勧めします。
たまには抽象的な物を見て、物思いにふけるのもよい気分転換になりますよ。また、機会があればニューヨークにあるイサム・ノグチ財団庭園美術館にも足を運んで欲しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
こちらもよろしくお願いします↓↓↓