こんにちは、hirokoです。
今日は長期保存食を作っている「尾西食品」さんの商品を実食をしてみたことを紹介します。
5月だと思ったら、もう梅雨の足音が聞こえてきてますね。これからは災害の季節に突入します。日本は本当に自然災害が多く、暫くニューヨークに住んでいるうちに、地震がちょっと起こるだけで恐怖に感じてしまうようになりました。そして、新型コロナウィルス蔓延そのものが災害なので、これを機にしっかり備えていきたいと思います。そこで、スーパーでたまたま尾西食品さんの保存食が売っていたので買ってみることにしました。
目次
「尾西食品」さんとは
昭和10年創業、あのお菓子の「亀田製菓」が株主の長期保存食の製造と販売をしている会社です。アルファ米を初めて開発し、アレルギーや宗教にも考慮した食品を作っています。アルファ米は宇宙食、南極越冬隊、冬山登山、スポーツ選手の海外遠征等にも利用されているそうです。
ニューヨークでは、イントレピッド海洋航空宇宙博物館なんかで宇宙食を見かけましたが、もしかしたら尾西食品さんの物もあったかもしれませんね!確かめずに惜しいことをしました。
イントレピッドの記事はこちらです↓
商品にはアルファ米、米粉めん、クッキー、パンなどがあります。
アルファ米とは
生米は最初は消化のしにくいβ化をしています。
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加熱調理すると消化の良いα化します。
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そのまま冷ますとβ化に戻る代わりに、急速乾燥することによってα化を保った状態になります。
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水やお湯を加えると、炊き立てのご飯になります。
ここで凄いのは、お湯だけでなく、水を注いでも食べることができることですよね!
実食と感想
私はチキンライス、おにぎりの鮭、ひだまりパンのメープル味の3種類を食べてみました。
それぞれの実食と感想を紹介します。どれも5年ぐらい保存できる物でした。
チキンライス



1袋367円です。お茶碗2杯分で356kcalです。
袋を開けると、脱酸素剤とスプーンを取り出し、粉をかけてから熱湯を入れたらかき混ぜて15分、水を入れたらかき混ぜて1時間待ちます。まず私は脱酸素剤、スプーン、粉を取り出し、お湯だけ入れてしばらく置き、粉を入れていなかったことに気が付きました。そして、あわてて粉を入れて混ぜてから15分置きました。
実食すると、置く時間が足りなかったのか、ところどころお米に硬い部分が残っていました。味はケチャップやコンソメが混ざったような感じで、コーンはしっかり入っていますが、鶏肉はほとんど見えない感じでした。作り方は失敗し、味はこんなものかな?、という感じでした。袋のまま食べることができるのは良いです。
鮭のおにぎり


私は1個257円で買いました(オープン価格)。1個152kcalです。
袋を開けて、脱酸素剤を取り出し、熱湯か水を加えたら上のチャックをしっかり閉め、上下に20回ぐらい振ります。チャックが緩いと上から熱湯が噴き出るので注意してください。その後、チキンライスと同じ時間待ちます。
今回もお湯で作りましたが、今度は水の量が多かったのか、少しべちゃっとした感じになりました。何だかアルファ米を上手く作れない性分のようです。それに、形を上手く整えられず、崩れたおにぎりになりました。
今度はお米は硬いところはなく、鮭はあまり塩辛くなくお米が柔らかいだけでちょうど良いお味でした。
いくつかのアルファ米の作り方に動画がありますが、日本語、英語、中国語、韓国語、インドネシア語、アラビア語の6ヵ国語に対応しているところが凄いです。
おにぎりの動画はこちらです↓
https://www.onisifoods.co.jp/products/movie/onigiri.html
ひだまりパンのメープル味



私は1個321円で買いました(オープン価格)。1個251kcalです。生地はパネトーネ種を使っています。
袋を開けたらすぐに食べることができ、しっとりしていて、結構甘いです。前に缶詰のパンを食べたことがありましたが、同じような味がしました。
まとめ
長期保存食を作っている「尾西食品」さんのごはんとパンを食べてみました。
ご飯は水を入れても作ることができるのは意外でした。上手く作れると美味しいのだと思います。
保存用にいくつかの食品を味見しておくのも良いと思いました。
尾西食品さんの製品はどれもプラスチックの袋入りで、ゴミが小さくて済むのは良いです。
保存食はいつの間にか期限が切れていることがあります。定期的にチェックをしたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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