こんにちは、hirokoです。
アメリカに来てから初めて見たのがこれ ↑↑ です。
何かお分かりですか?アメリカ生まれの『オキシクリーン』のジェネリック、『オキシオール』です。
*ジェネリックという言葉は英語では薬だけではなく、他の物でも使います。
最近日本でも、”オキシ漬け” という言葉で良く知られているようですね。
今日はこれについて掘り下げていきたいと思います。
ジェネリックのオキシオールはとても安くて、99セントストアでは453gで、1ドル79セント+消費税で売っていました。
ややこしいので、オキシクリーンもオキシオールも同じものとして、オキシクリーンで統一します。
目次
オキシクリーンとは
衣類のシミ・汚れを漂白・消臭、時には除菌もする、酸素系漂白剤です。
台所、トイレ、お風呂場、リビングルームと、色々な所で使うことができます。
成分と作用の仕方
主成分は過炭酸ナトリウムで、元は過酸化水素と炭酸ナトリウムからできています。そして、これに水が加わるとまた過酸化水素と炭酸ナトリウムに分かれるのです。この時に酸素の泡が発生して、頑固なシミや汚れを落とします。
過酸化水素はオキシドールという名前で傷口の殺菌をしたり、コンタクトレンズの洗浄液として使われたり、うどんやかまぼこの漂白目的の添加物にもなっていますが、濃度は様々です。
過酸化水素は最終的には水と酸素に分かれます。この酸素が上記の酸素の泡ということです。
なお、アメリカ製には日本製と違って、香料と界面活性剤が入っています。界面活性剤は洗浄力をアップさせ、泡立たせます。
特徴
何といっても酸素系漂白剤なので、塩素系漂白剤のようなツンとした刺激臭がないことです。それと、色・柄物にも使えます。
欠点は塩素系漂白剤に比べて効果が弱く、効果が出るのに時間がかかることでしょうか。最大6時間まで漬け置きをします。
使い方
オキシクリーンの適量を40~60℃のお湯に溶かしたものを作り、綺麗にしたいものをそこに漬け込みます。オキシオールの量は説明に従ってください。パッケージの中に計量スプーンが入っています。
沸騰したお湯と水を1:1で混ぜると50度ぐらいになってちょうど良い温度で使うことができます。
何に使えるの
洗濯物、カーペット、家具などの汚れや臭いを取り除きます。
ジュース、ワイン、食べ物、血液、植物、ペットなどからの汚れやシミを取り除きます。
台所やお風呂場、トイレではバスタブ、タイル、床、シンク、お風呂場のドアやカーテンなどからカビなどを取り除きます。
外ではデッキ、ゴミ箱、庭で使用する机などを洗うのにも使えます。
日本では靴や洗濯槽を洗ったり、換気扇の掃除などにも使うようですね。
使ったらダメな物
革製品、シルク、金属全般、水洗いできないもの、畳、宝石、大理石、ウール・ウール混紡、ペルシャ製カーペット、サビ、ジュート・チーク材、仕上げ木材等です。
失敗したこと
私はアルミ製の保温ができる水筒を持っています。そこに茶渋がひどくついてしまいました。金属製と言うことで塩素系の漂白剤は使いたくなく、日本でよく売っている茶渋を取るための物も買いたくなく、ベーキングソーダを試してみましたが綺麗になりませんでした。そして、水筒を洗えるブラシでこすっても効果なし。最後に金属に使えないことを知らずにこの製品を使ったら、とても綺麗になってびっくりしました。お勧めしたかったのですが、金属には使ったらいけません。それから、この水筒のふたにも使ったらやはりとても綺麗になったのですが、香料が残ってしまい、何回も洗わないと匂いが気になるほどでした。
製品
私はこのオキシクリーン入り洗濯用洗剤も使っているのですが、漬け置きせずに洗濯機でいきなり使ってしまっているので、ほとんど効果を感じられません。もしかしたら、漬け置きモードがあれば使うか、最初に漬け置きをしてから洗濯した方が良いのかもしれません。
この他にもニューヨークではオキシクリーンの入った製品は色々あるのですが、日本では限られてくるのかもしれませんね。
日本ではコストコやダイソーでも買えそうですね。
こちらは日本製なので、界面活性剤が入っていません↓↓
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こちらはアメリカ製なので、界面活性剤が入っていて、泡立ちます↓↓
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まとめ
私はまだ、家にあるオキシオール(オキシクリーン) は活用しきれていませんが近いうちに換気扇まわりの油汚れの湿布をしてみたいと思っています。
それから、洗濯も時間をかけるモードで試してみたいです。
参照:
https://ja.wikipedia.org/wiki/過酸化水素
最後までお読みいただきありがとうございました。
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(2020.5.11更新)