こんにちは、hirokoです。
3月20日にトラン プ政権はニューヨーク州に『大規模災害宣言』を出しました。
そしてニューヨークでは3月22日に自宅待機例が出されてから6週間以上が経過しました。
この間、新型コロナウィルスの患者、死者が増加し、ピークを越え、今は減少傾向にあります。
目次
ニューヨークと日本の状況を一言で言うと
ニューヨークは
在宅勤務義務・自宅待機要請(行政命令No. 202.8)
『都市封鎖(Lockdown)』、『監禁や制限(Confinement)』、『隔離(Quarantine)』と色々な言い方がありますが、正確には『自宅待機令(Stay at home order )』が出ていて、『休止や中断(Pause )政策』とも言われています。
ただ、他の多くの地域と違い、外出することに拘束力がないです。外出するのに許可証もいらなければ、警察や軍隊によって質問されたり、罰金を科せられることはありません。あまりひどいと何かありそうですが。なお、カリフォルニア州には外出禁止令が出されています。
* 5月15日まで延期されています。
ここで
行政命令とは
行政官庁が制定する一般的な定めのうち法規を内容としない命令をいう。国民の権利、義務に関する内容をもたないもの。法規命令に対する語。 (精選版 日本国語大辞典より)
一方、日本は
『緊急事態宣言』が出されていますよね。
英語では『 declaration of a state of emergency』となります。
*5月31日まで延長されています。
ロックダウンと緊急事態宣言の4つの共通点
1.屋外の散歩や自然の中で運動はできるが,基本的には単独行動で,他の人から6フィート(約1.8m)の距離を保つ。
↓↓ これは以前書いたブログの方法で追跡調査されているでしょう。
2.学校は家での授業になっています。公立校ではiPadの無料配布がありました。→私はプライベートスクールですが、平日は毎日家でZoomでの授業を受けています。
ニューヨークの公立校は9月まで在宅授業です。
3.自宅に留まり,戸外の活動を真に必要な活動に限る。
4.公共の場所又はソーシャルディスタンスを取れない場所では、マスクか何か、鼻と口を覆う物を身につけなければなりません。
ロックダウンと緊急事態宣言の5つの相違点(ロックダウンから見て)
1.ニューヨーク州民サービスに必要不可欠な機能に従事する者以外の全労働者は在宅勤務とする。→時差出勤や公共の交通を使って出勤するなどの選択はありません。
要するに、在宅勤務者、エッセンシャルワーカー以外の人達は仕事を失っています。
2.公共交通機関をできる限り使わない。→電車は本数を減らして運行、バスはソーシャルディスタンスを取るため運転手に近付けないので無料。地下鉄は午前1時から5時まで駅・車両の消毒をするため運休、その代りバスがあります。
✳︎地下鉄は今まで24時間営業でした。
3.必要不可欠な食料品等の買い物は可能とする。
レストラン(持ち帰り・宅配のみ),食料品店,薬局,医療機関,ガソリンスタンド,ドライクリーニング,郵便局,公共交通機関などの必要機関・店舗の営業は継続する。→これ以外は開いていません。ドライクリーニング(洗濯屋)やレストランでも感染を恐れている所や経営が上手く行っていないところは閉店しています。
4.緊急ではない限り,(同居していない)家族や友人と会うのはどのような規模であっても控える。→テレビ電話のようなことをしたり、勧めていませんが公園で会ったり。
5.メキシコとカナダの国境は封鎖されています。
参照:
https://coronavirus.health.ny.gov/home
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_h_0504.pdf
まとめ
・ニューヨークでは美容院も開いていません。毎月行っていたのでとても不便です。
・同じロックダウンでも、フランスなどは許可証を持って1時間以内の1㎞以内の外出しか認められず、それ以外は取り締まられて罰金を科せられたりするのをみると、まだ甘い方なのだと思います。
・日本の状況を調べましたが、ハッキリしないものの、細かいことが書かれており、どうしたらよいのかはその場所、状況任せで、よく分かりませんでした。
・夜に飲みに行ったり、遊びに行ったりなんて久しくできていません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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