こんにちは、hirokoです。
今日は「台湾パイナップル」について紹介します。帰国してからスーパーで台湾パイナップルをよく見かけるようになりました。カルディーでも台湾コーナーがあり疑問に思って調べてみたりもしました。
目次
台湾パイナップルが日本で売られている背景
いつもなら中国は最大の台湾パイナップルの輸入先だったはずが、パイナップルに害虫が見つかったことがあり、中国は輸入停止をしました。そこで、東日本大震災の時には一番多額の義援金を贈ってくれた台湾にお返しをするため、日本がその台湾パイナップルを買いとる運動が起こったのです。
台湾パイナップルとは
通常、日本はフィリピンからパイナップルを輸入しています。このフィリピンのモノと台湾のモノでは気候も違うため、種類や味も違います。台湾はパイナップルが育つ北限に位置しているため、パイナップルの生育が遅いのです。そのため、時間をかけてパイナップルの樹の上で収穫するまで完熟させるのです。
日本に輸入されているモノにはいくつかのブランドがあるようです。
フィリピンパイナップルにはない2つの特徴
1. 酸味が少なくピリピリしない→完熟させているため甘味が増しているのと、多分タンパク質分解酵素であるブロメラインの量も減っているのではないかと思います。
2. 繊維が少なく、中の芯まで食べられる→パイナップルを食べた時の、あの嫌な歯に繊維が詰まることはありません。中の芯も取らなくて大丈夫です。
成分
クエン酸、カリウム、ビタミンC、B1、A、食物繊維、ブロメライン(タンパク質分解酵素)等です。
食べごろは難しい?
収穫後に時間を置くことで熟す(追熟させる)果物ではないので、買った時が食べごろです。結果としては店頭ですでに黄色やオレンジ色になっていて、甘い香りを放っているパイナップルを買うのがお勧めです。
実は私はパイナップル選びに失敗したんだと思います。以前ニューヨークに住んでいた時にルームメイトがよくパイナップルを買ってきては黄色になるまで常温でほったらかしにしていました。そして、その後美味しそうにそれを食べていました。なのでパイナップルには食べごろになるまで置いておくイメージがあったため、わざわざ店頭に緑色で並んでいるモノを選んで買ってしまいました。
この後ネットで、どういうパイナップルを買ったらよいか調べたらすでに黄色いモノが良いということだったので、どうしようもなく常温で3日間おいてみることにしました。そして、緑色が少し黄色っぽくなってきたかな?と思えた3日後に冷蔵庫に入れて、次の日に切ってみました。
お味
私の買ったパイナップルはDoleの「金鑚パイン」です。1つ598円ほどしました。フィリピンの物は398円ぐらいで売られているので高めです。
前述のパイナップルですが、結局甘い香りはしないまま切ることになりました。
頭の葉っぱはひねったらこのように綺麗に取れます。
カットしたパイナップルの写真の通りですが、中心部の芯は変色していて少し傷んでいると思い、切り落としてしまいました。もしかしたら蜜で、食べられたかもしれません。
お味は甘いだけではなく、適当な酸味もあってとても美味しいです。そして、歯に繊維が挟まらないのはとても快適です。
切り方は色々あり、このDoleのサイトにも色々出ています。海外に行けない今、切り方を工夫してリゾート気分を味わうのも楽しそうですね!↓
そのまま食べただけでなく、スムージーも作ってみました。
スムージー
材料:パイナップル、バナナ、ケール、プレーンヨーグルト、豆乳
この材料をジューサーなどにかけるだけです。
いつもケールは思ったほど細かくならないのですが、甘さと少しの酸味があり、飲みごたえもあってとても美味しかったです。
まとめ
最近日本への輸入量が増えた、台湾パイナップルを食べてみました。
お値段は高いですが、酸味が少なく、甘く、繊維が少なくて芯まで食べられ、とても美味しいです。
次回は是非、黄色で甘い芳香を放った台湾パイナップルを買ってみたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
こちらもよろしくお願いします↓↓↓