こんにちは、hirokoです。
アメリカでは今年は10年に1回の国勢調査をする年です。国勢調査は英語で『Sensus』と言います。
こんなに丁寧な日本語での説明YouTubeもあります。
目次
Sensusとは
政府機関であるアメリカ合衆国国勢調査局により、10年ごとに実施されるものです。
2020年4月1日時点でアメリカ合衆国に居住する成人、乳幼児および子ども全員を計数します。
各世帯で一名が代表して、オンライン、電話、または郵便で国勢調査に回答する必要があります。当該住所に居住している方全員(新生児、幼児、あるいは大半の時間、そこで住んで寝ている友人や家族などを含む)を数えます。
英 語、スペイン語、中国語、ベトナム 語、韓国語、ロシア語、アラビア語、 タガログ語、ポーランド語、フランス 語、ハイチクレオール語、ポルトガル 語、および日本語で回答できます。
国勢調査が大事な理由
国勢調査は、国民の生活のさまざまな側面を形作る重要なデータを提供するものです。議員、経営者、教師など多くの方が、サービス、製品、コミュニティに対するサポートを提供するためにこのデータを日常的に利用しています。
・毎年、何十億ドルもの連邦予算が、国勢調査データに基づいて、病院、消防署、学校、道路などに投入されています。
・国勢調査の結果は、議会に占める各州の議員定数を割り当てる際の根拠となり、また選挙区の境界線の決定にも使用されます。
・国勢調査は、アメリカ合衆国憲法によって実施が義務付けられています。アメリカ合衆国憲法第1条第2項に基づき、アメリカ合衆国は10年に1度、人口を数える義務があります。第1回国勢調査が行われたのは、1790年のことでした。
プライバシーと安全は守られています
・国勢調査局は法により、回答の保護と厳密な秘匿が義務付けられています。職員は全員、生涯にわたって個人情報を保護することを宣誓します。
・合衆国法典第13編に基づき、国勢調査局は、たとえ法執行機関向けであったとしても、回答者、回答者の自宅、会社を特定できるいかなる情報をも開示することはできません。回答した個人データは保護され、政府機関や裁判所により、あなたに不利な証拠として使用されないことが、法によって規定されています。
不法移民が多いからでしょうか?
地区の国勢調査員
2020年国勢調査を行う上で、これは通常の業務です。あなたのお住まいの地域で、国勢調査員が活動する理由はいくつかあります。
・国勢調査に備えた住所の確認
・国勢調査または国勢調査局の別の調査を実施するための戸別訪問
・国勢調査に関する情報発信
・国勢調査に関する業務の確認
2020年5月、国勢調査員は2020年国勢調査に未回答となっている世帯の戸別訪問を開始します。これは、計数漏れが無いようにするためです。
人種の質問
「ヒスパニック系は人種ではありません。」という所は気になります。
このページの前に、ヒスパニック系かそれ以外か答えさせる質問がありました。
また、アジア人もその国を特定するようになっています。
アメリカはミックスの人種の人が多いので、人種を特定するのは大変でしょうね。
↑↑↑ は私の通っている英語学校で使っているAmerican Cultureのテキストからとったものです。これを見ると前回の調査ではアジア人はネイティブハワイアンや他の島国の人、とそれ以外にしか分かれていないので、今年は国を特定するように変わったんでしょうね⁈ ヒスパニック系の区分もあります。
代々違う人種の人と結婚して子供が生まれていくと、どこの誰なのか分からなくなりそうです。
参照:
https://2020census.gov/ja.html
終わりに
10年に1回の調査に参加できて良かったです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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