こんにちは、hirokoです。
今日は、やっと前からとても気になっていた燃料電池バスに乗った話をします。
昨年ニューヨークから帰国したら、何だか車体が黒っぽく、窓も黒くて中が見えないおどろおどろしいバスが走っていることに気が付きました。
目次
燃料電池バスとは
水素と酸素を反応させて発電した電気で走ることができるバスです。発電するためには水素が必要なため、水素を水素ステーションで充填する必要があります。私の居住地近くで走っているバスはSORAという名前です。路線バスで時刻表にいつ走るのか記載がないものの、時々現れます。東京都は都営バスとして70台を運行しています。
このバスが、10月4日のニュースで、災害停電時に避難場所に派遣され、非常用電源になることが発表されました。バス1台で1か所の避難所が消費するおよそ4日分の電力を供給できるそうです。携帯電話の充電や扇風機などの電気器具の電源になることを想定されています。ただ、バスに対応する水素ステーションが東京の臨海部に集中しているため、派遣先の避難所も臨海部になりそうです。
水素ステーション
東京タワーのすぐ近くにもあります。
車にどうやって水素を充填するのか興味津々です。
燃料電池バスの特徴と乗車した感想
私が乗ったのは、麻布通りを通って六本木ヒルズまで行く路線でした。上にも書いたように、どの時間にこの燃料電池バスが走っているかは分かりません。
乗車すると、車内は普通のバスより広く感じられました。窓ガラスは黒っぽいのでしっかり遮光がされています。
そして驚いたことは、私の後ろで待っていたベビーカーを押していた乗客です。普通はベビーカーを乗せるのは後ろの出入り口からだと思うのですが、何と、前から乗車してきました。それも、特に時間がかかることもなく。そして、後ろから普通に下車されました。私が下車した時にステップを見たのですが、普通に段差があるモノでした。ということは、どうやらベビーカーなどが乗ってくる時は、普通のステップの下に、補助のステップか何かが自動的に出てくる仕組みになっているのではないかと思います。残念なことにハッキリ現場を見ることができなかったので、実際には何が起こっていたのかは分かりませんでしたが、バスはベビーカーの人にも優しい乗り物に進化していたのですね!
バスの乗り心地は普通のバスと変わりありませんでした。
終わりに
前から乗ってみたいと思っていた燃料電池バスに乗ることができたので、とても感動しました。
東京でも自然環境に優しく、災害時にも役立つことができる乗り物ができたことは喜ばしいことです。
皆さんも、大きくて、黒くて、おどろおどろしいバスを見かけたら、注意してよく見てみて下さいね!
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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