こんにちは、hirokoです。
9月10日には埼玉県の飯能市にある棒ノ折山に登りました。登山中級者以上の人が登る山だと思いますが、初級者の私が登った様子をお伝えします。
目次
棒ノ折山
棒ノ折山(ぼうのおれやま)は、東京都西多摩郡奥多摩町と埼玉県飯能市との境にある標高969mの山です。私たちは西武池袋駅からラビューに乗って飯能駅に降り立ち、そこからバスに乗って「さわらびの湯」で降りてから登山を始めました。ここにトイレがあり、棒ノ折山に一旦登れば降りてくるまではトイレがありません。
山をぐるっと一周してまた同じ場所に降りてきた後は温泉の「さわらびの湯」に浸かる予定でした。
メンバーは登山の指導をしてくれるリーダーと中級者の友人と初心者の私の3人のパーティーでした。この日は地上は30℃ぐらいあるまだまだ蒸し暑い日でしたが、1000m近くの山だったので、頂上は25℃ぐらいの気持ちの良い日でした。
3つの難所
棒ノ折山は沢歩きがあり、岩場や鎖場など、起伏に富んだ6種類の歩き方が楽しめるということでした。また、沢に沿って歩いたりするので夏場でも涼しく歩けるコースでした。
第1の難所
蒸し暑い日に沢のそばを歩くのは気持ちの良いモノですが、この沢を横切りながら歩くのが大変でした。沢にはまらないように石を選んで足を乗せていくのですが、滑りそうで怖気づいて、次の足をどこにのせて良いか分からないことも度々で、何度も足が止まってしまいました。何回かリーダーに手を引っ張ってもらいました。そのうちに一度は足の置き方を誤り、川に片足がはまり、リーダーに全体重を委ねて引っ張り上げてもらうところでしたが、途中であまりにも私の体重がかかりすぎていることに気が付き、もう一度自分の足で踏ん張り直しながらも引っ張ってもらいました。
ソロの女性のハイカーが多い中、今の私ではソロの登山は無理でした。
第2の難所
岩壁です。狭くても平らになっている部分を選んで足を置いて体を安定させたのち、手を上に伸ばして、岩の突起部をしっかりつかみながら進んで行きます。私の靴は普段から滑りやすく、なかなか自分の一歩一歩を信じることができずに歩きました。
第3の難所
鎖場です。岩場で、鎖やひもを持ちながら上に登ります。やはり足を安定させたのちに鎖やひもを支えに歩きます。
下山
行きは登るだけで大変な上、沢歩きや岩を登るのは恐怖を感じました。そして、下山は楽かと思いがちですが、木の根を上手く避けながら足の置き場所を考えるのは大変でした。また、滑りやすい砂利道や粘土質の道を歩くのも神経を使います。
連続して下り坂を歩いていると、私にはよくあるように左ひざの裏側が水が溜まった時のように痛み出し、リーダーにサポーターをまいてもらったり荷物を持ってもらいながらも痛みで気はどこかに遠のき、非常に苦しい下山になってしまいました。大変だと思っていた登りは良い経験になり、下山は登りよりずっと大変に感じました。
終わりに
今回の登山は結局下山の時間がかかりすぎて、もし温泉に入るなら1時間後のバスになってしまうということで、入浴をあきらめざるをえないことになりました。他の2人には相当助けてもらったり、待ってもらったり、多大な迷惑をかけましたが、まずはけがをすることはなく、登山を最後まで続けられたことには感謝です。
中級の友人は登りはとても楽しみながら登ったようでしたが、私には難しすぎるコースでした。でも、頂上に着いた時はとても嬉しかったです。頂上には栗の木なんかが生い茂っていて、あまり景色を見ることはできませんでした。また、ちょうど1000mぐらいが雲ができる位置らしくて、灰色の空で雷も少し鳴っていましたが、雨は降ることがなかったのも良かったです。
この後4日間ほど全身筋肉痛になりました。筋肉がついてくるほど運動できたのは嬉しいことです。
この経験を大切に、少しずつ難しい所に慣れていき、楽しめるようになりたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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