こんにちは、hirokoです。
先日、田町駅近くのスタバの玄関側ではなく、側面の方の窓際でお茶をしていたら、 「夜のパン屋さん」の 看板の文字を発見!そういえば、テレビで見たことがあるなと思い、早速行ってみました。
目次
夜のパン屋さん
元々はホームレスの人達が自立のために駅近くなどで売っている、芸能ニュースなんかを扱う雑誌、「ビッグイシュー」から始まっています。
赤いベストを着た人が芸能人の表紙がついている、薄い雑誌を売っているのはご存知ですか?私はまだ買ったことはありませんが。。。
このビッグイシューに多額の寄付金があり、料理研究家の枝元なほみさんと相談して、この寄付金をホームレスの人達などの雇用につなげたのが夜のパン屋さんです。
夜のパン屋さんはパンを焼いて売るのではなく、契約しているパン屋さんが売れ残ったパンを夜のパン屋さんに預けて売る取り組みで、フードロスを防ぎ、SDGsを意識しています。
東京では大手町、神楽坂、田町にあり、提携しているパン屋さんは27店です。それぞれ出店する日時が決まっています。
田町店は毎週水、木曜日の17時半から20時までです。
パンを焼かない「夜のパン屋さん」。フードロス問題解決と雇用創出を目指す | 日本財団ジャーナル
夜のパン屋さんのメリット
・食べたこともないパン屋さんのパンを安く食べることができる。簡単にパン屋巡りもできます。
・破棄されそうだったパンを救って、SDGsの循環を作り出す。まだ食べられるパンがビニール袋に詰められて捨てられるのはとても切ないです。
・ホームレスの人たち、引きこもり、シングルマザーなどの雇用を生み出す。
・普通のパン屋さんより遅くまでやっている。
すずめベーカリー
私が田町店の吹きっさらしの簡易テーブルの上を見たときは、色んな種類のパンが残っていた「すずめベーカリー」を選びました。
北海道の小麦粉を使った、吉祥寺にあるパン屋さんです。私が買ったのは高菜のおやき、あん塩バターロール、おさつホワイトでした。全部白っぽいパンを選びました(笑)
高菜のおやきはおやきのように平べったいパンの中に高菜が入っていて、他にマヨネーズやチーズも入っているのでこくがありました。
あん塩バターロールは中にあんこが入ったパンですが、特に端っこはバターのしょっぱい味が感じられるのが美味しかったです。
おさつホワイトは中にサツマイモのあんこが詰まっていると思って買ったのですが、実際はサツマイモの皮がついたままの小さなサイコロ状のモノが入っていて、食べごたえがあって美味しかったです。
パンは個包装で、販売者は(有)ビッグイシュー日本東京になっており、きちんとしています。
終わりに
ホームレスというと、昔は自分に関係ないわと思っていましたが、実際には仕事がないと簡単にホームレスにもなるので、今では私も危機感を感じています。
テレビで見て知った夜のパン屋さんを実際に見つけた時はワクワクしました。こんな受け皿があることを知っておくのも大切ですね。
簡易テーブルの上にはいくつかのパン屋さんの商品が並べられていましたが、その中の1つは家の近くの人気のあるパン屋さんのモノで、何だか安心しました。
知らないパン屋さんで新しい味に出会うのは楽しみの一つです。これからも時間がある時は夜の「パン屋さん」田町店を覗いてみたいと思います。
皆さんも街で出会った時は足を止めてみるのはいかがですか。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
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