こんにちは、hirokoです。
今日は山中湖でハイキングした話です。
最近になってやっと良い天気が続くようになりましたね。一昨日(11月14日)は1年ぶりにハイキングをしました。特にハイキングに慣れているわけでもなく、一緒に行く友人もいないので、Meetupで参加しました。
目次
山中湖への行き方
新宿からの長距離バスを利用しました。
検索したサイトは「トラベルコ」です。
行きは新宿南口の新宿バスタを朝の7時45分に出るバスで、山中湖には10時9分に着く予定が、10時半近くになりました。富士急ハイランドの所で高速を降りて下道を行くのですが、山中湖周辺に入った途端に少し渋滞しました。この前日の13日は朝から高速道路も渋滞して、山中湖に着いたのは12時ごろだったようです。
帰りはホテルマウント富士を18時30分に出て、新宿バスタに着くのが20時55分予定でしたが、最初から渋滞し新宿に着いたのは22時過ぎでした。いくつか止まりながら進んでいくのですが、相模湖から東の方では何人かの人達が途中で電車に乗り替えて帰ったようでした。
運賃は片道が2000円ちょっとで、時間や選ぶもので多少変わります。
ハイキングのコース
山中湖観光協会にもある「三国山・パノラマ台ハイキングコース」でした。
山中湖観光協会のサイト:
山中湖平野バス停から三国山ハイキングコース入り口まで歩いて行ってスタートしました。
↓
パノラマ台まで砂地の階段状になった上り坂を上ります。
↓
パノラマ台では手前に山中湖、奥に富士山の広大な絶景を見渡すことができます。
ここにはトイレや小さな駐車場があります。
↓
ススキ野原の自然道を上ります。結構風が強くて寒い上、ススキが迫ってきて手を切りそうになるので、手袋を持ってきて正解でした。
↓
明神山山頂に到着します。パノラマ台よりさらに上からの景色が素晴らしいです。山中諏訪神社奥宮もあります。ここで皆でジャンプをして写真を撮りました。
↓
ここからは三国峠へ、ススキに覆われたなだらかな下り坂を歩いて行きます。この辺特有の粗い砂地になっているので滑りやすいです。
↓
三国峠に降り立つと、道を挟んですぐに三国山への上り坂が始まります。この上りが本当にきつくて、心臓がバクバクするし、ふらふらして足が出なくて大変でした。この辺は木の根っこが上に盛り上がり、山道に慣れていない私には余計に体力が消耗しました。同じ集団からはずっと引き離され、山頂にたどり着くまでにすでに皆が始めているランチに合流しなければならない状態でした。放心状態でランチを食べるだけで精一杯でした。
↓
山頂の眺望をよく見る間もなく、楢木山、大洞山の方へ移動しました。
ここからは不思議な原生林を見ながら下ったり、上ったりを繰り返しました。
↓
最後はアザミ平の方へひたすら下り坂を歩いて行きます。黒い砂の道と茶色、黒、灰色の相当量の落ち葉に足が結構すくわれて、何度も手をついて転びました。その上、左足のひざの裏辺りに水が溜まった時のような痛みが走り、だましだまし歩きました。
↓
アザミ平の墓地付近に着いたらほぼ終わりです。ここにもトイレがありました。少し下に行くと籠坂峠バス停があり、ここから歩いて別荘地を抜けるかバスに乗って坂道を降りていくと目当ての旭日丘バス停に着きます。
ハイキングの様子
山中湖観光協会の情報を見て行ったのですが、想像していたモノとはかなり違っていました。今回行ったコースは初心者コースで約10Kmでお昼休憩を入れて5時間ほどで歩きました。
まずハイキングの初心者コースというのを分かっていませんでした。高低差の少ない道を歩くだけかと思っていたら、急な上り坂が長く続いている場所が多く、木の根が張り出し、またこの辺特有の大き目の砂や堆積した若い落ち葉が積もるところが多く、まずはちゃんとした登山の格好が必要でした。私はトレイルランニング(トレラン)の靴を履き、リュックは山用ではないものを使い、服も木綿のシャツやフリースを着て行きました。
これだけのコースだと登山用の靴は必要で、リュックも登山用の体にしっかり固定できるものがついているものが良かったです。服の方は木綿のシャツやフリースではものすごく汗をかいていた後びっしょり濡れ、山上では気温が1度ぐらいの所もあり、冷えてとても寒く感じたこともありました。ただ前の日に登山用のパンツや、たまたま山用の長袖のシャツ(一番下に着る)、小さなショルダーバッグ、ダウンジャケットの入った福袋を買って、それを全部使ったのは非常に良かったです。また、その店で、山中湖は富士山からの冷たい空気が吹き下ろしてくるのと湖からの冷たい空気が上がってくるから寒いので、帽子や手袋も必要です、と言われたアドバイスもとても良かったです。実は、全て家でのあり合わせのもので済まそうかと思っていたので、そうしていたらもっと大変なハイキングになっていたことでしょう。
ハイキング以外の楽しみ
・ダイヤモンド富士を見る
富士山の頂上に太陽が重なって、ダイヤモンドの様に光る様をダイヤモンド富士と言います。山中湖では10月中旬から2月末まで見ることができます。一般的には晴れた日の富士山頂に蜘蛛がない時で、日の出と日の入りに見ることができるようですが、山中湖では日の入りだけです。最近は3時半ごろに見ることができているようです。山中湖と言っても場所も大切です。
一昨日は見る場所が山中湖の南側で、しかも富士山山頂付近には雲がかかっていたので見られなかったと思います。それがこれ↓
前の日に撮影して、頂いたモノがこちら↓
山中湖のウェブサイトにもこの特集があるのでどんなものかご興味があれば確認してみると良いと思います↓
・温泉に行く
私達は旭日丘バス停からバスに乗って「紅富士の湯」に行きました。ウェブサイトから割引券を印刷して持って行くと、5人まで1割引きになります。通常の入湯料は大人で900円です。ここにはお土産物屋さんや簡単な食堂までついています。
お風呂は中にいくつかのお風呂と露天風呂が2種類あります。露天風呂はひのき風呂と岩風呂があり、ひのきの方はぬるいのですが、岩風呂は40度ぐらいのちょうど良い湯加減でした。ここから富士山のシルエットが見えいつまでも入っていたいような素晴らしいお風呂でした。
食堂では簡単な料理があるのですが、この辺の名物料理の「ほうとう」がないのは残念でした。私は信玄餅が入った、抹茶信玄餅アイスクリームだけ食べました。そして、食べられなかったほうとうを1階のお土産売り場で買いました。
◎紅富士の湯
サイト:富士山を眺めながらの露天風呂 | 山中湖温泉 紅富士の湯
・もみじ祭
旭日丘湖畔緑地公園で「夕焼けの渚・紅葉まつり」がこの11月14日まで開催されていました。夜からはライトアップされていたようです。私は温泉に行くまでのバスを待っている20分ぐらいしかそのあたりにはいられませんでした。紅葉と富士山の写真も綺麗なようです。
・ほうとうを食べる
今回はほうとうを現地では食べられませんでしたが、山中湖の周りをバスで走っているだけでもたくさんのほうとうを出している店を見かけました。
他には美術館や花の都公園など、まだまだ楽しみは一杯あります。
終わりに
今回は運動のためにハイキングに参加しましたが、他の目的だった、紅葉と富士山のコラボ写真を撮ったり、ダイヤモンド富士を見たり、現地でほうとうを食べる希望は叶いませんでした。
ただ、紅葉はもみじ祭周辺にもう少し長くいたらちゃんと見られたと思うし、別荘周辺でも少しは見ることができました。
ハイキングは誰かと行っても、結局は自分との戦いです。それに必要なのが一緒に行く仲間でした。きっと私一人で行ったら、コースを最後まで歩けずリタイヤしていたと思います。上り坂になると途端に速度が落ち、もうだめかもしれないと思ったことが何度あったことか。。。
これからも少しずつ体力をつけて臨んでいきたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました(^.^)
こちらもよろしくお願いします↓↓↓